何このチップス! めちゃくちゃウマいんですけど! サクッとして上品で……今まで食べたこと無いチップスの味なんですけど! こんなのが世の中にあるなんて、知らなかったんですけどぉぉおおお〜〜〜〜!!

──という気持ちになったのは、私が生まれて初めて「海苔ちっぷす」なる商品を口に入れたとき。『アコメヤ トウキョウ(AKOMEYA TOKYO)」の福袋(3000円)に入っていたから食べたのだが……その旨さは衝撃と言っても過言ではなかった。

なにせ「ちっぷす」という名称なのにポテチ的なものとは全く違うのだから。ポテチはポテチでウマいけれど、「海苔ちっぷす」はジャンクさとは対極にあるウマさだったのだから。チップスというより、海苔そのものだったのだから……!

どういうことかというと、「海苔ちっぷす」は海苔と海苔の間に、梅の加工食品なり発芽玄米の加工食品なりが挟まっている商品。つまり、“ちっぷす” という名称ながら、その正体は海苔である。ポテチの海苔塩味とかを想像したらダメだ。

その「海苔ちっぷす」を噛んだらどうなるのかというと、海苔の間に挟まっている玄米、もしくは梅が控えめに顔を出してくる。その控えめな主張具合がまた絶妙で……


──「海苔ちっぷす」の話ばかりしてもアレなので、それが入っていた『アコメヤ トウキョウ』の福袋(3000円)を紹介しよう。中身の一覧は以下の通り。

【アコメヤ トウキョウの福袋(3000円)の中身】

・出雲大社へのご奉納米・お福米(2合)
・炊き込みご飯の素(瀬戸内鯛と山椒のごはん)
・フリーズドライ出汁味噌汁3種(野菜・豆腐・豚肉&野菜)
・かや生地ふきん
・海苔ちっぷす2種(梅・玄米)


こうしてみると、以前に紹介した5000円のタイプと同様、セレクト感がガチである。こちらの福袋も「ええもんがしっかりと入っている実力派」と言っていいだろう。

むしろ個人的には、これらの商品を見つけたバイヤーさんや福袋の責任者にお礼が言いたいほどだ。「こういう商品があることを教えてもらってありがとうございます」と。まあ、それを言うとアコメヤの5000円福袋もそうなのだが。

・約2500円お得

ちなみに、3000円福袋の中身は全て同じで、内容は事前に公開されている。また店員さんによると、「普通に買えば全部で5500円くらいになります」とのことだから、福袋だと2500円ほどお得と言えそうだ。

──もう、これくらいでいいだろうか? 実はまだ、私の机の上には「海苔ちっぷす」が残っているのだ。缶には「開封後は缶をしっかり閉めなるべくお早めにお召し上がりください」と書いてあるのだ。シケったら困るのだ。

そんなわけで、このへんで失礼したい。では!

参考リンク:AKOMEYA TOKYO「2019年福袋
Report:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.

★こちらもどうぞ→「2019年福袋特集

▼フリーズドライの味噌汁と侮ってはいけない。マジでウマいから

▼賞味期限は今年の9月の末から10月頭まで

▼丈夫そうな「かや生地ふきん」

▼お福米(コシヒカリ)や……

▼炊き込みご飯の素は……

5000円の福袋にも入っていた

▼そして「海苔チップス」だ

▼こんな感じで入っており…

▼ほぼ海苔だ

GO羽鳥も「ウマいでござる」と絶賛していた

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