四角いビーフパティでお馴染みのウェンディーズ。若い人は「滅多にないレアなバーガーショップ?」くらいの感想しかないかもしれないが、20年くらい前まではまあまあ店舗もあったんだぜ? 実は全世界6788店舗を展開する世界第3位のハンバーガーレストランチェーン、それがウェンディーズだ。

そのウェンディーズでは「オーダーを受けてから作る方式」が採用されているためか、ライバル店と比べると決して価格は安くない。……が、2020年8月3日からスタートした
ウェンディーズバーガーUSAセット』だけはマジでお得! 通常価格960円が500円だなんて、ほぼ半額ではないか。

・960円が今だけ500円

日本上陸、日本撤退、日本再上陸……などなど、なんやかんやあったウェンディーズ。現在はファーストキッチンとのコラボ店「ウェンディーズ・ファーストキッチン」を、国内54店舗で展開中だ。その昔、千葉県市川市のニッケコルトンプラザ店に行ってました、はい。

それはどうでもいいとして、今回メチャメチャお得になっている「ウェンディーズバーガーUSA」だが、本国アメリカでは創設者の名前を冠した商品らしい。つまりは「ウェンディーズと言えばコレ!」的な看板メニューなのだろう。

その『ウェンディーズバーガーUSAセット』は通常価格960円だから、ライバル店と比較した場合、安い方には入らない。……が、8月10日までの特別価格「500円」ならばどうだろう? ほぼ半額ですやん

・正直、ナメてた

……とはいえ、今だから正直に告白すると、私は「ウェンディーズバーガーUSA」をちょっぴりナメていた。言うてもウェンディーズでしょ? お得なのはわかるしウマいのはウマいんだろうけど……ねえ? 心のどこかで「所詮……」と思っていたことは事実だ。

だがしかし、結論から申し上げると「ウェンディーズバーガーUSA」はめちゃめちゃウマい。数年ぶりのウェンディーズだったため他の商品はわかりかねるが、少なくとも「ウェンディーズバーガーUSA」に関しては、知り合いにも「超ウマいよ」と自信を持ってオススメできる

・パティが本当にウマい!

では「ウェンディーズバーガーUSA」の何がそんなにウマかったのか? ズバリ「パティ」である。やや粗めに挽かれた100%ビーフパティは肉々しさ、牛の旨味ともに申し分ない。あえて他店とは比較しないが、パティ単体のウマさは図抜けている。いや、そんじょそこらの手作りバーガーショップよりもウマいかもしれない。

逆にバンズや野菜、バランス等に関しては感動するほどではなく、普通に良きレベルである。いわば「ウェンディーズバーガーUSA」は、パラメーターをパティに全振りしている肉がウマいハンバーガーであった。これが500円ならめちゃめちゃイイ。期間中、もう1回は絶対に行く。

なお、セットのポテトは無料で数種類のシャカシャカポテトに変更可能だ。また「ウェンディーズバーガーUSAセット」の販売は朝10時からとなっている。とりあえず1回食べてみるかー、という人は10時以降にウェンディーズへGOだ。

・500円ならマジで最高!

というわけで、当初は「500円ならいいか」くらいにしか思っていなかったものの、パティの猛烈なウマさに感動した『ウェンディーズバーガーUSAセット』であった。「ウェンディーズデビュー組」はもちろんのこと、記者のような「久々ウェンディーズ組」にもピッタリのメニューである。

通常価格960円の『ウェンディーズバーガーUSAセット』が、ほぼ半額の500円で食べられるのは2020年8月10日まで。とりあえず、近所の「ウェンディーズ・ファーストキッチン」を探せ!

参考リンク:ウェンディーズ・ファーストキッチン
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.