束の間の休息だった週末が終わり、本日2019年11月25日は憂鬱な憂鬱な月曜日である。あ~あ、休み明けの月曜が一番だるいんだよなぁ。今日も休みだったらよかったのになぁ。ふとカレンダーを見てみると……な、何ィィィィィィイイイ!?

そうか、すっかり忘れていた! 先週の土曜日、つまり11月23日は「勤労感謝の日」だったのだ!! いやこれ国民の祝日じゃねーか! なんで今日が振替休日になってねーんだよォォォォオオオオ!!

・先週の土曜は……

この残酷な事実を改めて無慈悲に繰り返すと、先週末11月23日は「勤労感謝の日」だった。同日は国民の祝日であり、本来なら有無を言わせず休日になっていたはずだ。しかし、今年は運悪く土曜日と被ったために、貴重な祝日が消滅してしまったのである。

・意味不明

世間はこの一件をなにやら当然のこととして受け入れている節があるが、冷静に考えて頭おかしいだろ。いや、なに人の休日を勝手に無かったことにしてんだよ! そのぶん今日を休みにしろよ!! 我々は年金だけでなく、祝日まで一方的に奪われるというのか。サンドバッグじゃねーんだぞ!

・無理だった

祝日が土日と重なってしまったら、月曜日を振替休日にして欲しいと考えるのが自然だろう。しかし、現状の法律だとそれは不可能なのだ。「国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178号)」の第3条には、以下のような記載がある。


「第3条
『国民の祝日』は、休日とする。
2.『国民の祝日』が日曜日に当たるときは、その日後においてその日に最も近い『国民の祝日』でない日を休日とする。
3. その前日及び翌日が『国民の祝日』である日(『国民の祝日』でない日に限る。)は、休日とする。」


いかがだろうか? 「『国民の祝日』が日曜日に当たるときは」の一文で完全に詰んでいることがお分かりいただけるはずだ。つまり「勤労感謝の日」が日曜日だったら、今日は振替休日になっていたのである。それがたった1日ズレただけで……クッソォォォォオオオオ!

とは言え、今年はまだマシな方かもしれない。2019年で土曜が祝日になっているのは、5月4日の「みどりの日」と11月23日の「勤労感謝の日」の2回のみ。5月はゴールデンウィークがあったため、損した気分になるのは実質「勤労感謝の日」の1回だけと言える。

・休ませろ

2017年なんて、4回も祝日が消滅してるからな。今にして思えばよく生き残れたものである。だから2年前と比べたら今年は恵まれてる……ってことにはならないだろ! いい加減にしろ!! つまり何が言いたいかというと、働きたくないでござるってことだ。今からでもいいんで、今日はもう休みになりませんかね?

参照元:内閣府
執筆:あひるねこ
Photo:RocketNews24.
[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]

▼関係ないけど、11月生まれ多すぎるだろ。

[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]