とてもあたり前の話だが、有名人はテレビやインターネットで見かける機会が多い。特に現役アスリートたちの活躍は各種メディアで大きく報じられ、我々に勇気を与えてくれる。では昨年、もっとも報道量の多かったアスリートが誰かおわかりだろうか?

平昌オリンピックやサッカーワールドカップが開催され、MLBでは大谷翔平が世界中に衝撃を与えた2018年。いわばスポーツ界の当たり年だった昨年、もっとも報道量の多かったアスリートとは……。

・2018年は当たり年

ニホンモニター株式会社が発表した今回のランキング。2018年1月1日~12月31日までにNHK総合・日本テレビ・テレビ朝日・TBS・テレビ東京・フジテレビで放送されたアスリートの情報の放送時間(東京地区地上波オンエア分)を集計したものである。

一概には言えないが、活躍しないアスリートがテレビで報じられる量は少ない。そして報じる側も人気のアスリートを追いかけるものだ。つまり今回のランキングは「もっとも活躍し、もっとも注目を集めたアスリート」のランキングと言えるだろう。

ちなみに、1位は大本命『大谷翔平』ではない。新人王を獲得するなど世界レベルの活躍を見せた大谷でさえ2位なのだ。果たして報道量から見て大谷より活躍し、大谷より注目を集めたアスリートとは誰なのか? 以下で10位まで一気に発表しよう。

・2018アスリート報道量ランキング

1位: 羽生結弦(フィギュアスケート)
2位: 大谷翔平(野球)
3位: 大坂なおみ(テニス)
4位: 宇野昌磨(フィギュアスケート)
5位: 小平奈緒(スピードスケート)
6位: 高木美帆(スピードスケート)
7位: 本田圭佑(サッカー)
8位: 白鵬(相撲)
9位: 大迫勇也(サッカー)
10位: 香川真司(サッカー)

というわけで、第1位は「羽生結弦」であった。右足首を負傷し一時は出場も危ぶまれていた平昌五輪では、完璧な演技でオリンピック2連覇を達成。7月には国民栄誉賞を受賞するなど文句なしの活躍を見せた。大谷翔平を凌ぐ報道量と聞いても納得だ。

また3位には、全米オープンで優勝し、4大大会シングルス日本人初制覇という快挙を達成した「大坂なおみ」がランクインした。特に2018年後半はかなりの頻度で報道されていたから、こちらも納得の第3位である。

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アスリートの報道は前向きで明るいものが多い。なので報道量の多さはある程度 平和と比例するのではなかろうか? 2019年も昨年以上に、多くのアスリートが報じられることを願いたい。

参照元:ニホンモニター株式会社「プレスリリース」
執筆:P.K.サンジュン
イラスト:稲葉翔子