マンゴーの魅力は、なんと言っても とろ〜りとした濃厚な甘さであろう。だから私が「マンゴーにすだちを絞ってかけてみて!」と言ったところで、「そんなことしたら、濃厚さが台無しになっちゃうじゃん!!」と思う人もいるかもしれない。

実際、私も知人にススメられた時には懐疑的だった。「そのままで十分に美味しいのに、なぜわざわざ味を足すのか?」と。だが試しにやってみると……「こりゃヤバい! 実家に帰ったらオカンに教えたろ」となったので、本記事で紹介したい。

・どう変わるのか?

早い話が、マンゴーのトロっとした甘みが、すだちをかけることで引き立つのだ。キリッと感プラスと言おうか、味が立体的になると言おうか。そのまま食べるマンゴーがGパン姿の阿部寛だとしたら、すだちを絞ったマンゴーはスーツ姿の阿部寛って感じである。

また、マンゴーは濃厚でトロッとしていればしているほど、すだちがよりウマくハマる印象。

だから、熟れたジュクジュクの柿なんかも すだちと合いそうな気がする。ジュクジュク柿の方はまだ試していないので何とも言えないものの、そのままでも魅力的な美熟女が10歳くらい若返ったような味になるのではないだろうか?

何を言っているか分からないかもしれないが、とにかく濃厚で甘いマンゴーなら間違いなく美味しくなるから、スーツの阿部寛的風味を堪能したい人は試してみてくれ。

Report:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.