科学の発達した現代においても、いまだほとんど解明されていない宇宙。私(中澤)は、空を見上げる度に、宇宙がその先に広がっていることを信じられない気持ちでいっぱいになる。SFの世界である宇宙と私のいる日常が繋がっている実感が持てないのだ

それだけに、宇宙のニュースはSFを読んでいる気分で見ているのだが、アメリカ航空宇宙局「NASA」がSFもビックリの発表をした。太陽系外から飛来したという小惑星……その姿はまるで見慣れたアレじゃないか! 事実はSFより奇なり!!

・見慣れた形

2017年11月19日、発見されたこの小惑星。NASAの発表によると、幅は40m、長さが約10倍の400mほどだという。NASAのYoutube動画でこの小惑星をCGで再現したものが確認できるがその姿は鋭く細長い。そう、まるで、便秘明けのウンコのように

・赤いうえに光る

さらに、数億年の宇宙放射線の影響で表面は赤いとのこと。痔かよ! しかも、回転することによって明るさが10倍変化するのだとか。光るだとォォォオオオ!?

・流れまくり

こと座のベガの方向から飛来し、現在は火星の軌道上を秒速38キロで飛行中。2018年5月に木星の軌道、2019年1月に土星の軌道に達すると見られており、太陽系外に出た後はペガサス座に向かって流れていくとのこと。水洗便所かよ。

・宇宙の神秘

その形や、太陽系外から飛んできた初の「恒星間天体」であることなど、観測史上初尽くしのこのウンコ。NASAは「私たちの太陽系付近には見られない形で、遠くの星系からの訪問者」とし、発見者は「Oumuamua(オウムアムア)」と名付けた。なお、「オウムアムア」とは、ハワイ語で「はるか遠くから最初にたどり着いた使者」という意味。

私たちの想像や常識を軽く超えてくる宇宙の神秘。そんな神秘に触れるたび、私は子供に戻らずにはいられない。宇宙って本当にロマンの塊ですね。

参照元:NASA
執筆:中澤星児

▼ウンコのような形の小惑星について熱く語る研究者たち(英語)