2019年2月1日、東京・六本木ヒルズのハリウッドプラザB2Fに『フルーツボンボン』のお店が期間限定でオープンした。その人気はすさまじく、私(佐藤)はなかなか食べることが出来なかった。しかし久しぶりにお店を訪ねると……あれ? 空いてる。平日昼は割と空いているぞ~!

・フルーツボンボンの専門店

「カフェ ド パリ」は韓国発祥で、韓国で人気が高いらしい。そこで売られているフルーツボンボンは、フルーツをふんだんに使ったパフェやゼリーを指すそうだ。明確な定義はなく、とにかくインスタ映えする感じでフルーツてんこ盛りのスイーツの総称といったところだろうか。

そんなお店の日本初上陸。人気が高いだろうとは思ったが……2月初旬にお店を訪ねたところ1時間半待ち


その後、もう一度再訪したが、やはり1時間半待ちで諦めた。ここは私(佐藤)の来るところじゃないと……。


・開店から1カ月

それから約1カ月を経て、久しぶりにお店の前を通りかかると……おお! 空いてる!!



初めて店の入り口の全貌を見た。今まで人だかりで1度も店前をまともに見ることができなかった。お店の人に聞くと、平日昼は比較的空いているとのこと。最近は週末に混み合っているそうだ。ということで、初めてメニューを見たところ、オススメはストロベリーボンボンらしい。


値段は税別1800円。結構するな……。だが、ためらって注文しないと、また客が押し寄せて食う機会を逃すかもしれない。ここはストロベリーボンボン、行っておこう! 前会計を済ませると、速攻で出てきた! 出てくるの早い。


デカい! これはかなり食い応えがありそうだ。女子たちはコレをペロリと平らげるのか? 私が愛用しているiPhoneSEと並べてみると、倍くらいの高さがある。推定20センチはあるだろうか


上から下までイチゴ尽くめ。


見えている範囲は全部イチゴといっても過言ではない。


私のような白髪まじりのオッサンでも、これを見たら思わずにやけてしまう。オッサンは私だけかと思ったら、向こうの席で私より年上の男性がボンボンをつついていた。そうだ、みんな甘いモノを食べたいんだよ。イチゴたっぷりのパフェに舌鼓を打ちたいんだよ。


・「ヤバみ」を理解した

食べてみると、私は人生で初めて「ヤバみ」を理解した。そうだ、これはヤバみだ。ウマすぎてヤバみがすごい。イチゴもさることながら、その下にはたっぷりの生クリーム。イチゴとクリームの相性が悪い訳がないだろう。果肉のしっかりとしたイチゴの酸味と、クリームの甘さが相まって、その美味しさに思わず半目になる。


てっぺんのイチゴを駆逐しても、まだヤバみは止まらない。その下にもさらにイチゴと生クリームが待っている。


ひとつ気になったのは、アイスクリームが入っている訳でもないのに、ず~っと冷ややかな感じが損なわれないこと。プラカップからずっと冷気が出ているように感じられたのだが、その正体は一番下にあった。


プラカップの最底辺には、イチゴのシャーベットが詰まっている。これが、冷たく美味しい状態を維持していたのだ。最後の最後までイチゴ攻め。幸せな食べ心地は終わりまで途切れることがない。なるほど、これは女子に人気が出て当然かも。

「食べたい!」という人は平日昼間が狙い目だ。週末はそれなりに覚悟してお店を訪ねて欲しい。


・今回訪問した店舗の情報

店名 カフェ ド パリ
住所 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ メトロハット ハリウッドプラザB2F
営業時間 11:00~21:00
期間 2019年2月1日~5月6日

Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

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