どうもみなさん、こんにちは、こんばんは、ロケットニュース24のP.K.サンジュンです。花粉症のキャリアは15年以上、今日もスルスルの鼻水が止まらない41歳の在日韓国人です。

さて、徴用工問題にせよレーダー照射問題にせよ、相変わらず厄介ですね、韓国。というか、韓国政府。文在寅政権が続く限りこうした状況は続くと思われますが、先日Twitterで「#在韓日本人現地レポ2019年三一節その時私は」なるハッシュタグを発見しました。今回はそれを見た率直な感想をお話ししたいと思います。

例の如く、これから読んでいただくことは私個人の見解であり、当サイトを代表するものでも、ましてや在日韓国人を代表するものでもないことをご理解ください。

・韓国の3月1日

「3月1日」は韓国にとって特別な日──。これはここ数カ月、様々なメディアで紹介されていたのでご存じの方も多いことでしょう。「3月1日」は1919年に起きた日本からの独立運動「三・一独立運動」に由来するもので、しかも今年は100周年の節目に当たるアニバーサリーイヤーだったようです。

私は2年ほど韓国に留学していたんですが、正直向こうの「3月1日」がどういう日だったか記憶がないんですよね。いま思えばソウルの街をひとしきり散策しておけば良かったんですが、冬のソウルは極寒なので部屋に閉じこもってゲームばかりしていたのかもしれません。


・外務省は注意喚起

それはどうでもいいとして、昨今の日韓関係や100周年目の3月1日ということで、外務省は韓国への渡航者に注意喚起を促していました。また、自民党外交部会でも出席議員から「一人の日本人でも傷つけられることがあったら、日韓関係はとんでもないことになる」などと強い懸念が出ていたそうです。

まあ、猛スピードで悪化の一途をたどる日韓関係を思えば無理もないことなのかもしれません。ましてや私にとって韓国は “アル中の父” といった感じの存在ですので、心配する気持ちは十分に理解できます。ほら、アル中ってこっちがなかなかコントロールできないですしね。

とはいえ、実際のところはどうだったのでしょうか? 日本で報じられた「3月1日」のニュースは文在寅大統領のスピーチくらいで、実際に韓国で何が起きていたのかってあまり知られていませんよね。そんなとき、Twitterでたまたま発見したのが「#在韓日本人現地レポ2019年三一節その時私は」です。

・Twitterでの現地レポ

その内容はハッシュタグそのまま「2019年3月1日に韓国にいた日本人による現地レポ」です。現場にいた人の生の声に勝る情報はなく、それがハッシュタグにより複数閲覧できるんですからネットって便利ですよね。

ただ、私からするとこっち系の情報は怖いんですよ。だってリアルじゃないですか? 気分を悪くしたり、ましてや危害を加えられた、なんて情報があったらさらに肩身が狭くなってしまいます。まあ、今でもかつてないほどに肩身は狭いんですが。

私は基本的に「韓国はバカだけど、あとは個人の資質次第」という考えの持ち主です。韓国、特に今の政権は救いようのないバカですが、個人レベルだとそうでもない。逆に日本がどれだけ素晴らしくても、外国人観光客にワサビを大量に入れてしまうバカな日本人もいますもんね。要するに「国籍ではなく最終的には個人」だと思うのです。

だからこそ、現場の生の声は怖いんです。仮にバカに当たる確率が低かったとしても、当たってしまったら「ほら(笑)」ってなってしまいますし。しかし、今回は幸運なことに私の心配は杞憂に終わりました。

・むしろほっこりする声が多かった

「#在韓日本人現地レポ2019年三一節その時私は」を見る限り、何らかの危害を加えられた人は1人もいませんでしたし、気分を害した人もいなさそうです。むしろ普通に韓国を満喫しているようで「韓国人に親切にされた」という声も少なくありません。

詳細についてはぜひご自身の目でご確認いただきたいのですが、とりあえず私としてはホッとしました。「アル中? いえいえ、お父様にはとても親切にしていただきましたよ」と言われた感じに近く、ホッと胸を撫でおろしているところです。

もちろん、ハッシュタグが付いてないだけで、イヤな思いをした日本人がいなかったとは断言できません。とはいえ、こういうのって “事後検証” がとても大切だと思うんですよね。具体的には言いませんが、多くのテレビを始めとするメディアが「3月1日の韓国は危ない」と報じていました。そして私自身「そうなのかもな」と思っていました。

・大切なことは

ただ「実際はどうだったのか?」を報じているメディアはほとんどありません。私も「#在韓日本人現地レポ2019年三一節その時私は」を発見していなかったら、見逃しているところでしょう。というわけで今回は、あまり書きたくない韓国ネタでも筆を執った次第です。

私はたぶん韓国に対してそれなりに厳しいスタンスで生きています。まあ、彼らが招いたことなので厳しくならざるを得ないというのが正直なところなんですが、とはいえハッシュタグの中にあった親切な韓国人には「いいね」と言ってやりたい気持ちです。

やはり何でもかんでも非難するのはフェアじゃないですし、盲目的になってもいけません。大切なのは「是々非々の精神」ではないでしょうか。インターネットの世界には偏った人が多く、しかも偏っていると自覚していない人がほとんどですが、そんな人にこそ「#在韓日本人現地レポ2019年三一節その時私は」をご一読することをオススメします。

ただし、文在寅政権が続く限り、これからも日本人の感情を逆なでするような事案は増えていくことでしょう。いや、その先もどうなるのかわかりません。とはいえ、やっぱり最終的には個人の資質だと私は思うのです。実際、変な日本人もいれば変な韓国人もいますし、逆もまた然りですもんね。

参照元:Twitter #在韓日本人現地レポ2019年三一節その時私は産経新聞
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼まとめが読みやすいです。

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