今や紅白歌合戦と並ぶ年越しの名物番組といえば、ガキの使い「笑ってはいけない24時」である。壮大なスケールで繰り出される笑いの地獄を心待ちにしている人も多いことだろう。そして「笑ってはいけない24時」といえば “ケツバット” なくして語れない。

そのケツバットについて、2017年10月5日の東スポが今年の笑ってはいけない24時は「ケツバットを廃止するのではないか?」と報じていたことをご存じだろうか? 本当なら番組の面白さが半減しかねないが、ここに来て松本人志さんが自身のTwitterで「どえらないガセネタ」と投稿したのでお伝えしよう。

・廃止の理由

東スポが報じたケツバット廃止説。その最たる理由は「テレビ番組の罰ゲームが、実際の学校内でイジメを助長しかねない」ということらしい。毎年登場し、月亭方正さんにビンタを喰らわす蝶野正洋さんも「今年はビンタしないと宣言している」と報じている。

個人的には一言「気にし過ぎでは?」と思うが、昨今のコンプライアンス至上主義を目の当たりにしていると、もしかしたらあり得るかも……? と感じてしまう。本当ならどんどんテレビがつまらなくなっていくなぁ。

……なんて思っていたら、その日のうちにダウンタウンの松本人志さんが自身のTwitterで以下のように投稿したのだ。


「ガキ使SP罰ゲーム。ケツバット廃止か。って どえらいガセなや東スポ」


日本最高峰の芸人であるだけではなく、ガキの使いでは最強レベルの決定権を有すると思われる松本さんの発言だけに、この話は完全にガセなのだろう。松本さんの投稿に、胸をなでおろした人も多いハズだ。

・ネットの声

「ああ、良かった。安心した」
「みんな気にしすぎ」
「教育関係者はなんでもかんでもテレビのせいにしすぎだろ」
「イジメに繋がるなら浜ちゃんのツッコミはどうなるのか?」
「東スポOUT」
「むしろ全部タイキックにして欲しい」

ちなみに、純粋に「笑ってはいけない24時」をさらに面白くするためには、ケツバットの強度を初期レベルに戻すことを提言したい。ぶっちゃけ、最近のケツバットは弱すぎて “緊張と緩和” が薄れてきている。実際には難しいと思うが、以前の「死ぬ気で耐えてる姿」はやはり最高に面白かった。

とにもかくにも、今年の「笑ってはいけない24時」も例年通り楽しめそうだ。蝶野さんの件も壮大なフリであることを願いたい。

参照元:Twitter@matsu_bouzu東スポ
執筆:P.K.サンジュン
イラスト:マミヤ狂四郎

▼松本さんのツイートはこちら。