無駄なモノを買ってしまう悪癖は、大人になったら解消されるものだと思っていた。だが、40代も後半戦に突入した私(佐藤)は、大人と呼ばれる歳を過ぎても、一向に治る気配がない。なぜなのか? 無駄なモノに魅力を感じてしまう、そんな星の下に生まれてしまったのかもしれない。

そんな私は最近、静岡県熱海市を訪ねた際、またしても購入してしまったのである。「いくらアイマスク」(660円)とやらを。無駄なモノだとわかっていながら。ところが! 持ち帰って手に取ってみると、意外な魅力を発見してしまった。コレは無駄じゃなかった!

・いくらすぎるアイマスク

これはアイマスクである。だが、その見た目はかなりの勢いでいくらを感じさせる。魚屋のショーケースに並んでいたら、誰もアイマスクとは気づかないほど良くできている。


ご丁寧に商品ラベルにはバーコードまで記されているじゃないか。「今が旬です」の文字が心憎い。


ちなみにこれはただ目を覆うだけではない。冷感・温感、いずれにも対応しており、冷蔵庫で冷やすか、電子レンジでチン! するかして使用することも可能とのことだ。


・冷やしても温めても

実際に冷蔵庫で冷やしてみる。軽く冷やして取り出すと、いくら感が倍増しているように見える。


着用すると、目元が冷えて気持ちイイ~!


続いてレンジでチン! 加熱時間は500~600Wで10秒。1000Wで6秒とある。冷却する場合も加熱する場合も、使用上の注意を良く読むことをオススメする。さて、実際に加熱してみた。


10秒温めて取り出し、目元にあてがうと……。目のまわりの筋肉の緊張がゆるんで眠くなる~!


・触感がヤバい!

これだけでも十分魅力を感じるのだが、私がグッと来たのはそこじゃない。実はこの “疑似いくら” 、指で押すとムニュムニュと動くのである。


ムニュムニュムニュムニュムニュムニュムニュムニュ



ということで、コレはアイマスクとしての用途はもちろん、癒しのムニュムニュグッズとしても活用できるので、無駄なモノではなかったと、改めて強調しておきたい。もしも観光地で見つけたら、チェックしてみて欲しい。


Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24