一度でいいから行ってみたい。誰にでもそのような土地はあるだろうが、餃子好きの私にとって栃木県宇都宮市がそれ。というのも昨年、正嗣(まさし)香蘭、そして みんみん など……名店のお取り寄せをしたことで宇都宮餃子に開眼。食べれば食べるほど奥が深く、「現地(聖地)で餃子を食べたい」という気持ちが抑えられなくなったのだ。

ただ、いかんせん今は新型コロナウイルスの影響で遠出しにくい世の中。あ〜ぁ……今年は宇都宮に行けないのかなぁ……と思いきや! 現地に行かずとも宇都宮を感じさせてくれる商品が2020年7月6日より発売された。カルビーの『堅あげポテト 宇都宮焼餃子味』がそうである。

・カルビーから焼餃子味の堅あげポテトが発売

ご存じの人も多いだろうが、これはカルビーの「♥JPN(ラブ ジャパン)」プロジェクトなるものだ。47都道府県のそれぞれの地域で有名な産品などをお菓子を通して紹介。2017年度より毎年、地元の味を再現したポテトチップスを数量&期間限定で発売している。

んで、これまで栃木県代表として「しもつかれ味」「いもフライ味」「宇都宮焼餃子味」が登場。次はどの味が選ばれるのだろう……

と思うところではあるが、「宇都宮焼餃子味」が人気で堅あげポテトでも出ることになったらしい。餃子強し!


・いざ実食

都内のコンビニで商品を探したところ、税込139円で売られていたのですぐさま購入。堅あげポテトといえば「うすしお味」が王道中の王道だが、餃子味はどんなポテンシャルを秘めているのか。想像できそうでできないあたり期待が膨らむ!

まずは商品袋をじっくり見ると、焼餃子のウマそうな写真をはじめ「宇都宮餃子会監修」といった文字があって、そんじょそこらのポテチじゃない気配がプンプン。現地には宇都宮餃子像なんてものまであるのか〜なんて驚きも挟みつつ、宇都宮の餃子に対する情熱がハンパじゃないことを実感する。

袋を開封したら酢醤油のような匂いが漂ってきて、餃子といえば餃子を連想させる感じだ。それでは、肝心の味はどうだろう。野菜たっぷりの宇都宮餃子にラー油の辛みをプラスした味わいを再現したらしいが、一言でいうなら……

クセが強い……!!


匂い同様に酢醤油のような味がして、辛さと酸っぱさが口の中へと広がっていく。ガーリックパウダーが使用されていてニンニクがほんのり香るため、食べ過ぎには注意が必要かもしれない。

そういうクセのある味が好きな人ならばハマるだろうが、好みは分かれそうな気がした。とはいえ、堅あげポテトのザクザクした食感で食べる餃子味は斬新そのもの。本家の餃子がそうであるように、お酒のツマミとかに合いそうだ。

・なくなり次第終了

なお、同商品は栃木・茨城・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・山梨(8都県)、カルビーアンテナショップでも売られている。商品はなくなり次第終了(2020年8月中旬終売予定)とのことなので味わいたい人はお早めに。

参照元:PR TIMES
Report:原田たかし
Photo:RocketNews24.