本日4月20日は「女子大の日」である! ナポレオン3世やミランダー・カー、さらにはコウメ太夫さんの誕生日でもあるが、日本初の女子大学「日本女子大学校(現・日本女子大学)」が開学した記念すべき日なのだ!! イェーイ! 女子大最高ーーーッ!!

……と、「女子大」や「女子大生」は妙におっさんのテンションを上げる効果があるが、ぶっちゃけ我々は実際のところを何も知らない。そこで今回はおっさん7名が考える「女子大と女子大生ってこんな感じ」という妄想記事をご覧いただきたい。妄想とはいえ、たぶん……いや絶対にそうに違いないのだ。

・かなり近い……ハズ

今回ご紹介するのは平均年齢30代後半のおっさんたちが妄想する「女子大および女子大生のイメージ」である。もちろん誰1人として女子大に通った経験はないが、我々なりに「かなり近いんじゃね?」と手応えを感じていることも事実だ。それではさっそく、以下で発表しよう。

P.K.サンジュンの妄想:「サークルは乗馬かラクロスのみ」

女子大における運動系のサークルは「乗馬」か「ラクロス」しかないハズだ。間違ってもアマレスや柔道はない……と思う。水分補給はポカリスウェット一択で、やかんに水をくむ習慣などありえない。

さらに言うならば、ラクロスに使う道具も「グッチ」や「プラダ」のブランド物で、プーマやアディダスなどのスポーツブランドを “ラクロス女子大生” が使うことはないハズ。また試合中は全員がポニーテールであることを願いたい。

佐藤英典の妄想:「部屋は真っ白でレースのカーテン」

女子大生の部屋はきっと家具が全部白で統一されていて、カーテンは当然レース。ベッドの天井には天蓋(てんがい)があって、柔らかな朝の光を浴びて目を覚ますのが日常。パジャマは言うまでもなくネグリジェで、朝食はダイニングで執事が準備しているに決まっている。

「おはようございますお嬢様、夕べはゆっくりお休みになれましたか?」と尋ねながら、紅茶をカップに注ぐ姿が容易に想像できる。それが女子大生だ。

原田たかしの妄想:「お嬢様だらけ」

男子禁制の花園だけに、きっとお嬢様が集まっている。茶道や華道などで和の心を学ぶだけでなく、ヴァイオリンやフルートといった楽器も得意。優雅なモーニングからオシャレなカフェでランチ、夜は高級料理……なんて生活をしているに違いない。もちろん、パパからのお小遣いは無制限

中澤星児の妄想:語尾は「ですわ」挨拶は「ごきげんよう」先輩は「お姉さま」

女子校では飽き足らず大学まで男子禁制となると、相当大切に育てられているお嬢様に違いない。私服は白いワンピース、語尾には「ですわ」がつくし、挨拶は「ごきげんよう」がデフォルト。さらに、先輩を「お姉さま」と呼んで付き合ってたりするんだきっと。うん、尊い。

和才雄一郎の妄想:スープストックの「オマール海老のビスク」を浴びるように飲んでる

女子大生って、匂いからして一般人と違う。なぜあんなにええ匂いするのかと言うと、ええもん食ってるからとしか思えない。例えば、サイゼリヤに行っても「辛味チキン」とか「ハンバーグ」なんて絶対に頼まないだろう。まずは「小海老のサラダ」をつまみつつ、「フォッカチオ」を経由しての「ティラミス」で締めるに違いない。

そんな女子大生たちが特に大好きなのはスープストックトーキョー(Soup Stock Tokyo)で、サラリーマンがドトールを利用する感覚で立ち寄っているはず。特に「オマール海老のビスク」を好み、友達と競うようにして飲みまくっていると考えていい。そうじゃないと、あの匂いは説明できないから。

GO羽鳥の妄想:「まるでオセロのように」

季節で言うなら「春」のような、白を基調としたヒラヒラの洋服をいつも着ており、時にはリボンつきの帽子もかぶったりしつつ、誰がどう見ても「清純」なイメージであるが、まるで新鮮な白イカのごとく、黒で揃えた上下の下着がうっすらと透けている。

ランチは大学の緑の広場(?)みたいなところで、お弁当はカゴに入ったサンドイッチ。飲み物はカフェラテ等。「キャハハ」と仲間と談笑しながらサンドイッチを頬張るが、イケイケの女友達はホットドッグを頬張っていた。そして、徐々に感化されていく。

趣味はゴルフ。一緒にコースをまわるのは、ちょっとイカした他校(他大学)の男子。時には同年代の男友達ではなく、年上のちょいワル系のチャラけたおじさま。「うまくドライバーが握れな〜い」とかキャッキャしつつ、その時彼女が妄想していたのは……。

あひるねこの妄想:「男……! 男……!!」

他の記者たちは一体何を寝ぼけたことを言っているのだろうか? 女子大の中で交わされる会話など、8割が男関連に決まっている。インカレサークル、合コン、「彼氏欲しい」が口癖だ。モテる子は引くほどモテるが、“そういう女子” と “そうじゃない女子” との差はエグイ。見たことはないが、そんな感じだろう。

いかがだろうか? 女子大に通っていない割には意外と核心に迫っていないだろうか? 女子大では先輩を「お姉さま」と呼び、放課後はラクロスで汗を流し、オマール海老のビスクを浴びるほど飲んでいるに違いないのだ。いや……絶対そうに決まっている!

もし今後「本当の女子大」や「リアルな女子大生」の話を聞いても、我々は決して信じないだろう。生まれ変わったら女子大生になって女子大のキャンパスライフを満喫してみたい。大学の緑の広場で、キャッキャ言いながらサンドイッチを頬張りたいのだ。

参考リンク:今日は何の日
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼ランチはこんな感じDA・YO・NE!