今年も新米の季節がやってきたぞ! やれ糖質制限だ、ナンダカンダと言われている昨今。白米を食べない、量を調整しているという人も多いだろう。記者もなるべ~く、夜遅くに米は食べないようにしている。代わりに麦の酒(ビール)を飲んだりしちゃうけどな。

それはさて置き、いつもは控える米も新米となれば話は別だ。そしてせっかくであれば、美味しい米は美味しく炊きたい。そんな、新米の季節にピッタリのお店が『象印食堂』。名前を見ると一目瞭然だが、マホービンで知られる象印が運営する食堂だ。

・常設店初となる大阪店

2018年10月17日にオープンしたばかりの「なんばスカイオ」内に『象印食堂』は店を構えている。これまでにも新米が出回る時期に合わせて、東京と大阪に期間限定で店を開いていた同店。常設店は今回の大阪がはじめてだ。

記者が足を運んだのはオープンから1週間後、それも昼の開店と同時だったが、すでに長蛇の列。最高級の圧力IH炊飯ジャー “炎舞炊き” で炊いたご飯が食べられるとあって、みんな気合十分だ。記者も負けじと列に並び、約1時間後に入店できた次第である。

・炊き方や種類の違う米を楽しむことができる

ランチメニューは数種類あるが、店員さんに聞いたところ「象印御膳(税別1600円)」がオススメとのことだったので、その言葉に従い注文。鮭の西京漬け焼きや豚の角煮など、主菜を選ぶことができる。なにより嬉しいのは象印御膳の場合、ふつうの白米、炊き分けの白米、玄米と3種類用意された米の中から好きなものを2つ選ぶことができる点だ。

まずは定番の “ふつう” の白米と、お米のしゃっきりとした食感が際立つ “炊き分け” をした白米を頼んでみた。ちなみにお替りし放題なので全種類食べることも可能。米の種類や炊き方も日替わりらしく、何度も通いたくなること請け合いだぞ。

・しゃっきり炊いた米がマジウマ

運ばれてきた白米は、想像に難くないと思うが、とにかくツヤッツヤ。冗談抜きに輝いているようだった。自宅で同じ炊飯器を使ったとしても、なかなかここまでベストな状態に持っていくのは難しいだろう。象印食堂だからこそできる技と言っても過言ではないかもしれない。

思わずガツガツと口にかき込んでしまったが、それでも明確にわかる米の炊き方の違いにビックリだ!  “ふつう” の美味しさは言うまでもなく “しゃっきり” の、シャキシャキ具合がすさまじいのだ。固いというわけではなく、本当に食べ応えのあるしゃっきりさ。これはウマい~!! 

白米を際立たせるように調整されたであろう、おかず類も申し分ない。正直、米だけで何杯でもイケる。そのほか、象印のステンレスタンブラーでお茶を飲むこともでき、象印の魅力を存分に感じられる空間となっている。これはしばらく、店頭の行列が続く予感がするぞ! 

・今回ご紹介した店舗の詳細データ

店名 象印食堂
住所 大阪府大阪市中央区難波五丁目1番60号なんばスカイオ6階
時間 昼11:00〜15:00(LO14:30)、夜17:00〜23:00(LO22:30)
定休日 なんばスカイオの定休日に準ずる

Report:K.Masami
Photo:Rocketnews24.

▼店頭にはこれでもかというほどに炊飯器が置いてある。実際にこの炊飯器で炊いている模様

▼メニューも豊富

▼夜は1品料理も楽しめるようだ

▼お弁当もあるぞ

▼象印御膳は主菜を選ぶことができる

▼米はお替りし放題

▼見よ! この輝きを!! 

▼炊き分けしたシャッキ白米

▼玄米も美味しかった

▼正直ご飯にちょっとした副菜があれば十分幸せ

▼ウマ……っ

▼デザートは白米アイスでした

▼象印のタンブラーやゴマすりも使うことができるぞ

日本、〒542-0076 大阪府大阪市中央区難波5丁目1−60