新型コロナウイルスの影響で日米ともに野球シーズン開幕の見通しが立っていない。本来であれば、日々行われる試合に一喜一憂。国内はもちろん、アメリカだと大谷翔平選手の二刀流復活、さらには筒香嘉智選手、秋山翔吾選手らメジャー挑戦組の活躍も報じられていたことだろう。

あぁ、野球が恋しい……。そのような人もたくさんいると思われるため、今回は自宅でも「野球の楽しさ」を味わえる動画をお届けしたい。YouTubeにアップされている「The Art of the Double Play」がそう。メジャーリーガーたちの「芸術的ダブルプレー」が収録されているぞ!

・芸術的ダブルプレー集

ダブルプレーにもさまざまな形があるなか、本動画で主に取り上げられているのはズバリ「二遊間」。現代野球で花形とも言われるショート&セカンドのコンビで、広く知られているところを挙げると広島東洋カープのタナキク、元中日ドラゴンズのアライバあたりがそうだ。

当然ながら海の向こうでも二遊間は重要なポジション。そして紹介する動画ではメジャーリーガーたちの美技が集められている。見どころはなんと言っても超人的な身体能力!

・身体能力が違う

動画を再生したら、グラブトスにはじまりジャンピングスローなど、まずはジャブとも言えるプレーが映し出される。この時点でメジャーリーガーのダイナミックな動きに圧倒されるが、本番はそれから! というのも……

素手で打球をキャッチする選手がいたかと思えば、背面からボールを投げたりノールックスローなど多彩なプレーのオンパレードなのだ。それでいて、きっちりアウトにするところはさすがの一言!!

・イチローの快足でも間に合わない

コンマ数秒を争うなかで瞬時に判断を下し、1つでも多くアウトをもぎ取っていくメジャーリーガーたち。信頼関係があってこそ生まれたダブルプレーもあり、もはやアートを見ているような気分になる。さぞアウトのコールをする審判は気持ちよかったに違いない。

中には、現役時代のイチローが快足を飛ばすもアウトになるシーンもある。このタイミングで送球しないと間に合わないよな〜と感心してしまうことだろう。野球のない生活が辛い……という人も多いと思われるが、今はただ前を向くしかない。今回の動画が少しでも癒しになってくれたら幸いだ。

参照元:YouTube
執筆:原田たかし

▼イチローのシーンは3:38あたりから

▼こちらはアライバコンビ