テレビ番組やネットなどで定期的にネタとして扱われるシュールストレミング。その入手難易度と比較して、日本での知名度は相当なものだ。筆者もそうだが、食べたことはもちろん実物を見たことも無いけど知っているという方は多いと思う。

そんなシュールストレミングを扱う貿易会社がツイートした内容が今ネットで話題となっている。なんと……というかなんとなくわかってはいたが、ガチでシュールストレミングは危険物扱いされていたのだ。しかしあらためて見るとやっぱりスゲェ……ッ!

・モノモノシイ梱包状態

話題のツイートは輸送が難しいシュールストレミングを国内に提供してくれている業者の一つ、三幸貿易の公式ツイッターから投下された。添付された画像にはシュールストレミングが輸送されてきたときの様子が写っている。

まるで映画でギャングなどがヤバい武器などを密輸するときに使われるような木箱にでかでかと貼られた『危』のシールがモノモノシイ……

・ガチガチに危険物あつかい

木箱の中には更に別の大きな缶が入っており、その中にシュールストレミングが入れられていたようだ。その大きな缶のふたにも、航空貨物用の危険物ラベルがばっちり貼られていてどう見ても食品のあつかいではない

さらにさりげなく見ることができるUN3334という番号。これは国連番号というもので、その名のとおり国連が危険物に対して定めた番号だ。番号を見るだけでそれがどのような危険物かわかるようになっており、3334というのは航空規制液体を示している。

ツイートにも「誰も食品とは思わなかったそうです。」とある通り……どう見ても食品ってレベルじゃねーぞオイ! なお、ロケットニュースでは過去に何度かこの危険物……もといシュールストレミングをおいしくレビューしているので、興味がある方は参考にしてみて欲しい。

参照元:三幸貿易公式Twitter
執筆:江川資具
Photo:RocketNews24.

▼扱いはどう見てもヤバいブツ