突然だが、カレーパンという食べものはいろんな意味ですごいと思う。もちろん美味しいし、通常はご飯にかけるであろうものを揚げて、独特の生地で包み込む……。なんという、突拍子もない発想だろうか。

店によって味や形はさまざまだが、2018年11月14日に「バーモントカレー」などでお馴染みのハウス食品がカレーパン専門店『カレーパンノヒ』をオープンさせた。コンセプトは “カレーライスのようなカレーパン” と、よく意味が分からないが百聞は一見に如かずだ。さっそく購入し、食べてみたぞ。

・甘口と辛口の2種類

90年以上にわたり、カレーにたずさわってきたというハウス食品。どんだけカレー好きなんだよ! そんな同社が満を持して、日本のカレーの魅力をもっと多くの人へ発信しようと大阪・阪急うめだ本店とコラボして店を構えたようだ。

記者はオープンの1時間ほど前に足を運んだのだが、すでに列ができていた。みんなカレーパン大好きだな。パンの種類は “バーモントカレーパン(税込378円)” と “ジャワカレーパン(同)” の2つ。言わずもがな、バーモントが甘口でジャワが辛口だ。

・ほかにないハウス食品ならではのカレーパン

イートインコーナーは用意されていないため持ち帰ったのだが、その間に袋の中から漂ってくる良い香りといったら……。思わずその場で食べてしまいたい衝動にかられたことは、言うまでもないだろう。

自宅につくや否や、袋を開けてかぶりつく。食べた瞬間、あまりの美味しさにビックリだ。まずカレーの味が懐かしく「これぞ日本のカレー!」という落ち着く味。中の具材はひとつひとつが大きく、食べ応えがある点も特徴だ。

また生地がもっちり、そして表面はカリッとしている。これは、唯一無二のカレーパンと言っても過言ではないだろう。記者が口に入れたのは出来立てから1時間半後といったところだが、まだ温かかった。物足りない人は500Wのレンジで20秒ほど温めると良いらしいぞ。

近々、冷凍タイプも販売するとのこと。確かにカレーライスを食べているかのごとく、食べ応えがありながら、いつまでも食べ続けていたいウマさだった。これはまた新たな大阪土産として、話題になるのではないだろうか。

・今回ご紹介した店舗の詳細データ

店名 ハウス カレーパンノヒ
住所 大阪府大阪市北区角田町8-7 阪急うめだ本店 地下1階
時間 10:00〜20:00(金・土は10:00~21:00)

Report:K.Masami
Photo:Rocketnews24.

▼阪急うめだにオープンした「カレーパンノヒ」

▼種類はバーモントカレーパンとジャワカレーパンのふたつ

▼ひとつひとつが大きい

▼皮はパリッとモチっとしている

▼具も大きくゴロゴロしてウんマイ~

日本、〒530-0017 大阪府大阪市北区角田町8−7