みんな知っているとは思うが、日本の有給取得率は世界最下位だ……断トツで。なんなら、3年連続で。1位のブラジル・スペイン・フランス・ドイツの有給取得率「100%」に対し、日本は50%とか……! これを圧倒的と言わずして何と言おう? まさにブッチギリである。

だがしかし、有給取得率は不名誉なブッチギリであるものの、探せばきっと “ポジティブなブッチギリ1位” もあるハズ。というわけで色々と調べてみたところ……あった。なんと2018年上半期第1位だった “アレ” が、年間でも1位に輝いたというのだ。すごいな、アレ!

・アレの正体

もったいぶらずに “アレ” の正体を明かしてしまうと、“アレ” とは日産のコンパクトカー『ノート(NOTE)』のことである。ノートは2018年、軽自動車を除く日本の乗用車で「もっとも売れた車」で、あのプリウスをも凌ぐ販売台数を記録したのだ。プリウス越えって……すごくない?

それはさておき、ノートの魅力については以前の記事でご紹介したが、今回は「2018年No.1自動車」に輝いた記念の意味も込めて、日本一の象徴「富士山」に出かけてみることにした。改めてドライブしてみたところ、やはりノート……いや、日本一の自動車はスゴイ。

・ノートのスゴさ

まず何がスゴイかというと、とにかく走りがなめらかで車内にうるささはほとんどない。そこはまるで図書館! ……とまでは言わないが、きっと20年前の人がノートに乗ったら違う乗り物だと思うことだろう。いや、最近のコンパクトカーはマジでスゴイ。

さらに高速道路の運転が超楽チン。自動で前の車について行ってくれる「インテリジェント クルーズコントロール」を発動させれば、アクセルもブレーキもほぼ踏む必要がない。ペダルを踏まないことで運転がこんなにも楽になるという事実を、全人類は知るべきだ。

しかも「インテリジェント クルーズコントロール」は単純に「前について行きまっせ!」的なシステムではないからスゴイ。前の車が車線変更したらついて行かないし、車間距離も常に一定を保ってくれるのだ。……常によ? さすが “インテリジェント” の名が付くだけある。

そして一般道で大活躍するのがアクセルを離すと自動的に減速してくれるシステム「e-POWER DRIVE」だ。ほら、テレビCMで聞いたことない? ブレーキをそこまで気にしなくていいから、アクセルだけに集中できる分 運転は本当に楽になる。通常のコンディションはもちろんのこと、今回のような滑りやすい坂道でも大活躍だった。

・富士山もニッコリ

……と、快適・快適・アンド・快適なドライブで到着した、本栖湖の富士山撮影スポット「中之倉峠の展望台」。1000円札の裏に描かれているあの富士山のところです。この日はお日柄も良く、気分も最高! そびえ立つ富士山が「ノート、日本一おめでとう」と言っている……気がした。

富士山を撮影しつつ、広々としたノートの車内で一休み……うむ、売れるにはそれなりの理由がある。日本一にはそれなりの理由がある。だって、自動車って高いもんね! みんな超じっくり選んで買うもんね!! 個人的には自動車今は必要ないけど、もし買うならノートをドラフト1位候補にするよ!



というわけで、日本一に輝いたノートはやっぱりすごかった。日本の有給取得率は最下位だけど、もし休みが取れたらノートでドライブなんて最高だぜ! 日帰りで富士山まで行っても余裕で疲れないんだから!! みんなもぜひ1度運転してみてくれよな!

参考リンク:日産「NOTE(ノート)」(PC版)スマホ版はコチラ
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

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