多くの外食チェーンにおいて、料理のテイクアウトはもはや当たり前のことになってきている。つい最近だと丸亀製麺がうどんのテイクアウトを全国で解禁。以前と比べ、持ち帰りの選択の幅が大きく広がった印象だ。

恥ずかしながらまったく知らなかったのだが、あの「びっくりドンキー」もずいぶん前からテイクアウトを実施しているらしい。かれこれ20年以上の付き合いなのに……不覚だ。そこで今回は、生まれて初めての「びくドン」テイクアウトにチャレンジしてみたい。

・初テイクアウト

個人的な意見だが、外食チェーンはテイクアウトのイメージが強い店と、まったくイメージがない店とで分かれるように思う。例えばケンタッキーやミスタードーナツは前者ではないか。店内で食べるというよりは、持ち帰って食べるものというイメージの方が強い気がする。


逆にびっくりドンキーの場合、そもそもテイクアウトをしようと思ったことが一度もないのだ。だってびくドンは、店内の雰囲気も含めてびくドンやん? あの無駄にデカイ扉みたいなメニュー見たいやん? 注文終わったらマッハで下げられるのちょっと寂しいって思うやん?


以上の理由からこれまで気にも留めなかったのだが、びくドンの公式サイトにはテイクアウトメニューがしっかり掲載されており、都内では現在19店舗が対応しているようだ(2020年6月4日時点)。注文は電話で簡単にできるとのこと。

・実際に注文

さて、びくドンと言えば問答無用でディッシュ一択と確信しているが、残念ながらテイクアウトにディッシュメニューはないらしい。ハンバーグは『レギュラーハンバーグ』『チーズハンバーグ』『ポテサラパケットバーグ』の3種類で、ライス等は別売りとなっている。

※あまりにも偶然なことに、この記事が公開される本日2020年6月5日よりテイクアウトメニューが拡充されるという。詳細は公式サイトをご覧いただきたい。


あの最強サラダがない……だと……? びくドンファンにとっては超絶悲報だが、その悲しみはハンバーグを300グラムにするという贅沢行為で解消したい。価格は店舗によって違うので、各自公式サイトを確認してくれよな。専用の容器で提供されるテイクアウトびくドン300グラムは、やはり……


デカイ!

・家ドン

本来ならば鉄板でジュージュー登場するバーグなので少々物足りなさはあるものの、自宅でびくドンパーティーというのもなかなかオツである。容器はレンジ対応なのでそのままチンしよう。あとは付属のソースをかけて……


あぁむ!

・至福

すーげー久ーしーぶーりー超ーうーめェー。一連の騒動が起きてからというもの、びくドンに行くという選択肢が一切なかったので、なんというかすごく幸せだ。今さら言うまでもないが、びくドンのハンバーグはやはり最高である。他にはないウマさだ。


できればディッシュも食べたいという思いは依然くすぶっているが、びくドン気分を家でも楽しめるテイクアウトの存在は覚えておいて損はないだろう。なんなら、あの無駄にデカイ扉みたいなメニューも一緒に販売してほしいくらい。めっちゃ高そうだけど。

参照元:びっくりドンキー「テイクアウトメニュー」
Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.

▼『レギュラーハンバーグ』の300グラム。

▼ライス等は別売りだ。

▼『チーズハンバーグ』もあるぞ!

▼こちらも300グラム。神。

▼お店でも普通に食べられる日が来るのが待ち遠しい。