便利なハイテク機器が続々と登場している昨今。中でもここ10年ほどで急激に普及したアイテムが「スマホ」だ。もはやスマホさえあれば何でもできると言っていいが、装着するだけでいつでも淹れたてのエスプレッソが飲めるカバーが海外で商品化されて話題となっている。

エスプレッソの本場イタリアで開発されたスマホカバーの名前は「MOKASE(モーケース)」。しかし、スマホケースからエスプレッソとは、いったいどんな仕組みなのだろうか? 今回は動画とともに、その内容をお伝えしたい。

・エスプレッソを淹れられるスマホカバー

前述の通り、美食の街と言われるイタリア・ナポリにオフィスを構えるSmart K社が開発したMOKASEは、エスプレッソを淹れられる驚きのスマホカバーである。

海外メディア「designboom」の情報によると、本体にはバッテリーとエスプレッソを注ぐためのパイプを内蔵。そのパイプの途中にあるヒーターをバッテリーで発熱させることで、ドリンクを温める仕組みだという。

使い方は至ってシンプル。スマホに装着したMOKASE本体に、1杯分のエスプレッソが入ったカードリッジを挿入。あとは専用アプリを操作すれば、5〜8秒で約25mlの温かいエスプレッソが出来上がるとのことだ。

・手の届きやすい価格

ネットにて注文受付中のこの製品のお値段は、本体が49.9ユーロ(約6200円)、15杯分のカードリッジが9ユーロ(約1100円)と手の届きやすい価格設定だ。ちなみに2017年5月12日現在、本体が50%OFFの24.95ユーロ(約3100円)となっている。

なんともイタリアらしいこのスマホカバー。動画でもイタリアらしいナンパの展開から実際に使用しているので、そちらもチェックして欲しい。しかしよく考えると、スマホカバーとしてではなく超小型にして販売すれば、さらに売れるような気がしないでもないが……。いずれにせよ、どんな味がするのか気になるところだ。

参照元:YouTubedesignboom(英語)MOKASE(英語)
執筆:K.ナガハシ

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