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2016年12月16日、SWシリーズの最新作『ローグ・ワン / スター・ウォーズ・ストーリー』がいよいよ全世界同時公開された。本作のレビューについては以前の記事を参照して欲しいが、とにかくSWファンならば楽しめること間違いなしの仕上がりになっている。

それはさておき、今回はローグ・ワンの中でもキーパーソン的な役割を果たす「キャシアン・アンドー」役の『ディエゴ・ルナ』にインタビューを敢行したのでご覧いただきたい。メキシコ生まれの超絶イケメン俳優が語る「スター・ウォーズ愛」そして「ローグ・ワン愛」とはどんなものなのだろうか?

・超絶イケメンハリウッド俳優

まずはざっと、ディエゴ・ルナの経歴をご紹介しよう。先述の通り、メキシコ生まれのディエゴ・ルナは、1979年生まれの36歳。映画「天国の口、終わりの楽園。」で脚光を集め、俳優としてはもちろん、作品によっては製作も務める超売れっ子俳優だ。

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インタビュー当日、会場に現れたディエゴ・ルナは終始微笑みを絶やさず、クールな印象とは裏腹に熱くスター・ウォーズ愛を語ってくれた。以下がインタビュー内容となっているぞ。

──今回のプロモーションはずいぶん長いようですね。お疲れではないですか?

「ちょっと体はボロボロだね。日本で7カ国目かな? でも日本に来られて本当にハッピーだよ。美味しい寿司も食べられるしね。僕は日本が大好きで、僕の子供はジブリの大ファンなんだ」

──そうですか。ぜひ日本を堪能して下さい。ではさっそくなんですが、ディエゴさん自身はスター・ウォーズがお好きだったのでしょうか?

「ビッグファンだよ。幼いころから大好きだったね。僕はイトコの中で最年少だったんだけど、イトコたちが夢中になっているスター・ウォーズに早く追いつきたくて、1作目を6歳の時に初めて観たんだ。もう夢中になっちゃったよ」

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──そうなんですね。では特に好きなキャラクターやエピソードはありますか?

「特にこれが1番っていうのは難しいかな。スター・ウォーズ全体が好きだからね。でも強烈に印象に残っているのは “ダース・ベイダー” だね。コーコーという息遣いが怖くて、今でも悪夢に出てくるキャラクターだよ(笑)。

あとはハン・ソロも好きだね。レイアとの関係も含めて大好きさ。作品でいうと、やっぱり自分が最初に触れたスター・ウォーズってことで、エピソード4 “新たなる希望” が印象的だね」

──なるほど。その「新たなる希望」に繋がる今作に出演が決まったときは、どんなお気持ちでしたか?

「とても嬉しかったし、興奮したよ! ……ただ緊張もしたね。だって、スター・ウォーズだよ? 絶対に失敗できないと思ったし、とにかく最高の映画にしなきゃならないと思ったね。ファンのためはもちろん、自分自身がファンだから余計にそう思ったのさ。

また発想自体が素晴らしいと思ったよ。ローグ・ワンは、“新たなる希望” の冒頭のテキストから生まれたんだ。それを何十年の時を経て実現するなんてすごいことだよ。スター・ウォーズのアナザーストーリーとしては1作目だけど、本当にそれに相応しい作品になったんじゃないかな」

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──ふむふむ。先ほど、ハン・ソロとレイアの関係がお気に入りとのことでしたが、今作でキャシアンとジンの間でそういったロマンスは生まれるのでしょうか?

「ロマンスについては作品を見て欲しいな。ただ言えることは、キャシアンとソロは全然違う男ってことかな。キャシアンは諜報部員であり、スパイであり、スナイパーなんだ。矛盾だらけで孤独な男なのさ。なにせ親友がドロイドだからね(笑)

ソロは自由な男だけど、キャシアンは自由を求めて戦っている男なんだ。自分の目的に向かって反乱軍に尽くす軍人なのさ」

──ドロイドというワードが出てきましたが、今作はK-2SOが人気を集めそうですね。キャシアンにとってK-2SOはどんな存在ですか?

「K-2SOはファンタスティックなヤツさ。彼とキャシアンは特別な関係だよ。彼は帝国軍のドロイドだったんだけど、キャシアンがプログラミングし直したんだ。キャシアンにとっては素晴らしい相棒になってるね。

孤独なキャシアンだけど、いつもK-2SOと一緒にいるから、2人は老夫婦みたいなものさ。いつもケンカばかりしているけど、それが愛情表現なんだよね。K-2SOにはフィルター機能がないから、思ったことを全部口にしてしまうんだ。時には聞きたくないことでもね」

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──ちょっと話は飛んでしまうんですが、それくらいイケメンだと超モテると思うんですが、どうすればあなたくらいモテるようになりますかね?

「ハハハ! 自分がモテると思ったことはないな。うーん、そうだな……ユーモアかな? 僕自身にはないけど、女性の注目を集めるにはユーモアが大切だと思うよ。誰かを笑わすことが出来ればそれがイイ印象になって、何かが始まるかもしれないね(笑)」

──ユーモアですか! 頑張ってセンスを磨きます。では最後にファンへメッセージをお願いします。

「この映画が持っているメッセージは、現代にとてもマッチしていると思うんだ。みんなで参加すること、協力すること、肌の色や年齢が違ってもね。とにかく一緒に行動を起こさないと何も変えることが出来ないという、美しいメッセージが込められているんだ。ぜひ観て欲しいな」

冒頭でもお伝えした通り、終始にこやかにインタビューに応じてくれたディエゴ・ルナ。外見だけではなく内面もスーパーイケメンであった。ディエゴ・ルナがキャシアン・アンドー役を務める『ローグ・ワン / スター・ウォーズ・ストーリー』は絶賛公開中だ! SWファンは絶対に観るべし!!

参考リンク:ローグ・ワン / スター・ウォーズ・ストーリー
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24. (C)2016 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.

▼とにかくイケメンだったディエゴ・ルナ。俺が女だったら鼻血出てたわ。
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▼こちらが予告編のキャシアンver.だ。SWファンは絶対に観に行けよ!