待ちに待った連休がついにやってきた。過ごし方は人それぞれだが、久しぶりの長い休みはどこかに行きたくなるもの。帰省する人がいれば、海外旅行する人、中には福岡県に行く人もいるだろう。

そして、福岡県といえばなんと言ってもグルメは外せない。食べ歩きが醍醐味のひとつになるが、ここだけの話をしておこう。うどんを食べる時、有名店に行くのもいいがチェーン店でも事足りることを頭の隅っこに入れておくといいぞ。

・最強のチェーン「ウエスト」

理由はひとつ。チェーン店でも十分すぎるほどウマいからに他ならない。もちろん有名店は違いが出せて、ワンランク上の一杯を提供してくれることが多い。しかし、それを差し引いても福岡県のうどんチェーンはレベルが高いのだ。

一般的な考え方だと「チェーン=イマイチ」なんて数式が連想されがちだが、福岡県のうどんチェーンはいとも簡単に固定概念を跳ね返してしまう。その代表格が「ウエスト」だ。ここで味の詳細は省くが、とにかくウマいの一言に尽きる。

また、店舗数が多いだけでなく、24時間営業のところも多くて間違いも起きない。時間帯によっては混雑するかもだが、入って損することはないだろう。あと財布にも優しいから、言ってみれば最強だ。

・博多うどんを堪能できる「牧のうどん」

次に「ヤワヤワな博多うどん」を堪能したいなら「牧のうどん」は外せない。普段、コシのあるうどんに慣れていたらビックリするかもしれないが、これぞ博多うどんといった一杯はとてもチェーン店と思えない。

・北九州市の「資さんうどん」

それに加えて、北九州市を中心に展開している老舗「資さんうどん」も一押しだ。なぜ今年4月、全国展開が噂されたことでネットが騒然としたのか。理由は言わなくても分かるだろうが、単純にウマいからである。

また、資さんうどんはメニューも豊富だから複数人で行ってもOK。守備範囲が広いため、自然と満足できる可能性もすこぶる高くなる。大家族や大人数で旅行していたとしても、スンナリ食事できるはずだ。

他にもチェーンはあるが、上記の3つは頭ひとつ抜けている。名のある有名店もいいが、どうしてもお客さんが多かったり時間帯が限られてしまう。もし迷ったら、安い・うまい・早いの三拍子が揃っているうどんチェーンに入ってみるのもいいぞ。

執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.