お~い! みんな風邪ひいてないか? 街ではマスクを着用している姿が多く見受けられ、あちこちでゴホゴホと咳込む音が聞こえる。そういう私(佐藤)も若干風邪気味。マスクを手放すことができず、トローチを舐めて咳込むのを抑えている。

私のようなデスクワーカーは好きな時に何か飲んで喉を潤したりトローチを舐めたりできるのだが、接客業となるとそうもいかないだろう。そんな人たちに紹介したい商品がある。大鵬薬品の「PITAS(ピタス)」だ。これは口腔内に貼り付けるタイプのトローチなのだとか。実際に使ってみた率直な感想を述べたいと思う!

・貼るトローチ?

トローチは、口のなかに入れて唾液で徐々に溶かす、穴の開いたドーナツ型の製剤を指す。喉の炎症などを抑えることなどが主な効能だが、接客業の場合、口にモノを入れていると滑舌が悪くなったり、会話に影響を与えることがある。

ピタスは口に入れてもスムーズに会話でき、なおかつ口にモノを入れていると分かりにくいようだ。


パッケージを見ると、口のなかに貼るトローチってことだろうか? う~ん、“貼る” というのがよくわからない。とりあえず、開封して中身を見てみよう。箱を開ければ、中から出てきたのはシート状の物体。なんだコレ?


これがトローチ? ぺったんこなんだけど。う~ん、ますますわからん!


さらに個包装を開けてみたら、中には緑色の丸いシールみたいなものがあった。


これがトローチ!?


本当にトローチなの!?


いまだかつて、これほどまでにぺったんこなトローチがあっただろうか? いやなかった。これで本当に効果を感じることができたら、まさしく革命的と言えるだろう。


ちなみに使用方法は、1度舌の上に置き、それを上あごに貼り付けるとのことである。油断すると飲み込んでしまいそうなので、貼り付ける時は慎重に。


・貼ってみよう

実際に舐めてみよう。この場合、「舐める」という表現がふさわしいかどうかわからないが、とにかくピタスを口のなかに貼ってみよう。まずは舌の上に1枚置く。


そして、ピタスを上あごに押し付けるようにして貼り付ける。これでいいらしいのだが、本当にうまく貼り付いているのか、ちょっと不安……。


とりあえず会話に支障はない。トローチの効果で口のなかが爽やかに感じられるのだが、飲み物を飲むと剥がれるような気がして安心できない


・説明をよく読もう

う~ん、これはもう慣れるしかないようだ。とはいえ、トローチの新しい形であることはたしかだ。今後、他の薬もこの形を採用する可能性も考えられる。なお、ピタスは15歳以上の成人のみで、1回1個で1日6回まで。また、2時間以上置かなければいけないそうだ。使用する際には、説明書きをよく読むことをオススメする。


参照元:PITAS(ピタス)
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24