以前、あまりにも激しいビートを刻む洗濯機が存在することをお伝えした。その獰猛かつクールな変則リズムで、一部の音楽ファンを熱狂の渦に巻き込んだことは記憶に新しい。今回も、ゴキゲンな洗濯機(アーティスト)をご紹介しよう。

リズムキープがあまりにも正確すぎるその洗濯機は、ついに持ち主と思われる男性とセッションをすることに成功。見事なコンビネーションを見せているのだ。見事すぎて、もはや中に人が入っているとしか思えなくなってくるレベル。ドラマーは特に必見だぞ。

・人間と洗濯機のセッション

アメリカ人男性、アーロン・マカヴォイさんがYouTubeに投稿した動画は、まずアーロンさんがギターを構えるシーンから始まる。その後ろに佇む洗濯機。やがて、洗濯機から脱水に入ったような音が聞こえ出すと、血沸き肉躍る熱いセッションが始まるのだった。

ドン! ドン! ドン! ドン! と力強い音を奏でる洗濯機。この時点で只者ではない。そのビートに合わせ、カウントを取り出すアーロンさん。そしていよいよ、ギターがスリリングに切り込んでくる!

・タイトすぎる

演奏するのはザ・チャーリー・ダニエルズ・バンドの1979年の曲『悪魔はジョージアへ』。それにしても、ギターとボーカルを支える洗濯機の、このタイトなリズムキープぶりはどうだ。アーロンさんとの素晴らしいバイブスを作り出すことに成功している。

・正確すぎる故の疑い

ドンとドンの合間の「ツッ」にもジワジワくるが、動画も中盤までいくと、そろそろこう思うのではないか。これ、洗濯機の中に人が入ってて、裏からドンドン叩いているんじゃないか? 想像するとさらにジワるが、そう思うのも無理はない正確さである。

・ドラマーとしての選択肢

今回も熱い演奏を聞かせてくれた洗濯機に、心からの拍手を。よく「バンドを組もうとしたけどドラムが見つからない」なんて話を聞くが、そういう時は洗濯機をメンバーとして迎え入れるのがベストな選択なのかもしれないぞ。洗濯だけにな。

参照元:YouTube
執筆:あひるねこ
Photo:RocketNews24.

▼リズムキープがタイトすぎる

▼こちらが原曲