「あぁ、俺は……世界を壊し……世界を……創る……」ショックキングな幕引きから約10年、ついにアイツが帰って来た! 2019年2月9日より『コードギアス 復活のルルーシュ』が、全国の映画館にて大絶賛公開中だぞ。
そのタイトル通り、主人公・ルルーシュが復活していることは、すでに公となっている。「10年前に完璧な結末を迎えたのに、なぜ今さら」と複雑な思いを胸に抱いている人もいるだろう。いやいや、ソレはソレ。これは観たほうが良いって! 特にラストがヤっバいから!!!!
・『復活』により完璧のその向こう側へ
かつて一世を風靡(ふうび)した『コードギアス 反逆のルルーシュ』は、日本アニメ史の歴史に残る名作と言っても過言でない。数多くのアニメを見て来た当サイト記者・中澤星児も、過去の記事でその完成度の高さについて熱く語っている。ぐうの音も出ないほど完っ璧に終わりを迎えた、数少ないアニメの一つと言っても良い。
つまり『コードギアス 反逆のルルーシュR2』が終了した2008年の時点で、これ以上はない作品に昇華されているとも言える。「今になって続編? それも死んだはずの主人公・ルルーシュが生きているだなんて、ちょっと待てよ」とツッコミたい気持ちもわかる。
しかしだ。『復活』を観ると、やはりルルーシュあってこその『コードギアス』であることを思い知らされる。「もう世界の中心はルルーシュってことで良いですか。良いですね」そんな気持ちでいっぱいである。今回の映画によりコードギアスの物語は、完璧のその向こうへ到達したのではないだろうか。
・衝(笑)撃のラスト
肝心の『復活』内容だが、それほど凝ったものでなく、わかりやすいストーリーに仕上がっている。コードギアスを初めて観るという人も、おそらく楽しめるだろう。とは言え、アニメの中で登場した台詞があちらこちらに散りばめられているため、アニメもしくは『興道』『叛道』『皇道』の映画三部作を見返しておくとより一層楽しめることは間違いない。
特に『コードギアス 反逆のルルーシュ』の25話目「ゼロ」をしっかり視聴しておくことをオススメする。この部分が、今回の映画のラストに大きくかかわって来るのだ。このラストは本当に衝撃で、思い出しただけで涙と笑いが止まらない……そんな感じである。
エンディングを観るためだけに、映画館に足を運んでも損はないと言い切れる。ルルーシュ、そして共犯者という立場でルルーシュに寄り添い続けたC.C.(シーツー)が、こんな展開で救われることになろうとは!
『コードギアス 復活のルルーシュ』は驚きと喜びのバロメーターが振り切れる、期待を大幅に超える作品だ。アニメ最終回の宣言通り、ルルーシュは新たな世界をここに創ったと言っても過言ではない。
Report:K.Masami
Photo:Rocketnews24.
▼『コードギアス 復活のルルーシュ』PV
▼公式twitterもルルーシュの復活を堂々宣言!
カウントダウンイラストはまだもう少し続きますよ。公開2日目の本日は、千羽さんのC.C.、中田さんの真母衣波零式、中谷さんのスザク、そして木村さんによるルルーシュとナナリーです。どうぞ劇場でお待ちしております。 sun_コウジロウ #geassp pic.twitter.com/O8MumJRaPo
— コードギアスプロジェクト (@GEASSPROJECT) February 10, 2019
▼豪華版パンフレットは各映画館で売り切れ続出。見かけたら即入手すべし