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「ゆるキャラグランプリ」に代表されるような、人気投票は決して珍しくない。ゲームやアニメではよくあることであり、キャラの人気を計るうえで、非常に重要な指標となる。

ところが、もしその人気投票にゲームに関係ないものを持ち込んだら、どうなるのだろうか? いやいやゲームに関係ないのだから、人気投票に影響はないだろう。と思いきや……。アプリ『妖怪ウォッチぷにぷに』が、キャラとそれ以外で人気投票したところ、運営サイドもあきれるような結果となってしまった。なぜ、こうなったのか……。

・アプリ1周年を記念した投票

そもそもこの人気投票は、妖怪ウォッチぷにぷにの1周年を記念したもので、投票そのものは2016年11月から開始されていた。ただの投票ではない、ゲームキャラのほかに、なんと240種以上もの無関係なものもエントリーされていたのである。

地名や動物、食べ物まで、もう何でもアリ! 何が目的なのかさえも、わからないような投票だった。2回のブロック投票の後に、11月末から決勝投票が行われ、12月6日に結果発表が行われたのである。その結果……。

・人気トップ5位

1位 3兆円
2位 オロチ
3位 ブシニャン
4位 ふぶき姫
5位 コマさん

なんと「3兆円」が1位に輝いてしまった。2~5位にゲームキャラが入賞したものの、1番人気が高いと思われるジバニャンは11位で予選落ち! 何でこうなったんだよ!? この結果について、運営会社は次のようにコメントしている。

・運営のコメント

「今回の投票では、『3兆円』が優勝して幕を閉じた。だが、考えてみてほしい。こんな方法で本当に人気がわかるだろうか? (中略)そもそも、3兆円なんか『妖怪ウォッチぷにぷに』と全然関係がない。関係ないものに投票しないでほしい。迷惑しています」(妖怪ウォッチぷにぷに キャラクター人気投票より引用)

運営があきれるのもわかる。だがしかし! じゃあ、なんでそんなものをエントリーさせたんだよ。用意したのは運営じゃないのか? とにかくジバニャンが予選落ちしたのは、とても残念に思う。もう1回やり直したら?

参照元:妖怪ウォッチぷにぷに キャラクター人気投票
執筆:佐藤英典