本日3月28日は三ツ矢サイダーの日! 私(中澤)は、三ツ矢サイダーを飲むと、子供の頃の夏を思い出す。クソ暑かったあの頃の夏。立ち上る陽炎の向こうに永遠に続くコンクリートの道……夕立ちが通りすぎた後の夕暮れが綺麗だった

シュワシュワッと爽やかな甘みは、「青春の味」と言っても過言ではないだろう。そんな三ツ矢サイダーで米を炊いたら、ご飯も青春の味がするのではないだろうか。というわけで、三ツ矢サイダーご飯を作ってみることにしたぞ。

・青春の三ツ矢サイダーご飯

夢にときめけ!  明日にきらめけ! 青春マンガ『ROOKIES』の主人公・川藤幸一の名言である。川藤先生! 俺ももう一度きらめきたい!! というわけで、炊飯器の米に三ツ矢サイダーをドバーッ!

・ときめく米

シュワシュワと音を立てる炭酸。米がときめいているようだ! いいぞ米!! その調子だ! 他人に自分の限界を決めさせるな! 強い信念を持って自分を信じるんだ。炊飯ボタンON!

ブクブクした音。今、米は炊飯器の中で闘っているのかもしれない。忘れるな! 俺はいつでもお前の味方だ!! そして、数十分後……

ピー! 炊飯器から完了の合図が鳴り響く。あいつ……やりやがった。フタを開けてみると、ほのかにラムネのような甘い香りが漂う。さっそく、食べてみたところ……

口に広がるご飯を10倍にしたような甘さ。そこに、ごく薄く、三ツ矢サイダーっぽい風味が絡む。とにかく、甘みが強く爽やかさは皆無だ。正直言うと、衝撃的なマズさである。

・何も恥ずべきことじゃない

だが、私は思うのだ。米のチャレンジは決して恥ずべきことではなかったと。あえて言おう。今できないことは何も恥ずかしいことじゃない。

昨日より今日、今日より明日、明日より明後日、日々変わり続けることが大切なのである。そんなことを考えさせられた今回の三ツ矢サイダーご飯。間違いなく青春の味だったと言えるのではないだろうか。

明日、昨日より好きになれる 溢れる想いが止まらない 今もこんなに好きでいるのに 言葉に出来ない~♪

Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.

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