今朝のこと。さぁ〜て、毎朝の日課である「おはようございますツイート」を全世界に向けて発信しようかなァ〜……とツイッターをいじくっていると、見慣れぬ波形的なボタンが目に入った。なんぞこれ……と押してみると、

いまどうしてる? [録音]をタップします。


との表示が。えっ、なにこれ? 録音……? ハッハァ〜ン。わかったぞ。これはアレだ。実際の「つぶやき(声)」をツイートできる機能なのだな! よし、とりあえず試してみよう!! すると……


https://twitter.com/olymposgo/status/1273383517208997894


寝ぼけた声で、まさしく「音声ツイート」を全世界に発信することに成功。ほう。これはイイね。便利な機能が加わったねぇ〜……なんて思っていたら、すぐさま同僚の佐藤が「なんだこれ?」と反応した。しかし、どうやら佐藤のTwitterにはこの機能は追加されていないようす。

不思議に思いTwitter社のブログを調べてみると、さっそく「Your Tweet, your voice」なるエントリーを発見。えっと、なになに……


「今日からテスト的に音声ツイートを始めるよ。最大140秒の音声を録音できて、それを過ぎると自動的に次のスレッドが作られる仕組みになってるんだ。なお、今は一部の iOS版Twitterユーザーしか使えないけど、数週間で iOS版ユーザー全員がこの機能を使えるようになるんでヨロシク」(※超ざっくり意訳


……なるほど。私は運良く「選ばれた」のだ! しかも今日からの新機能に!! ということでいろいろ試してみたところ、いくつかの発見があったので情報共有しておきたい。


・一時停止ボタンを活用するのが良さげ

まずは、やり方。先述のように「波形的なボタン」を押してから「録音ボタン」をタップするだけ。そしたら自動的に録音が始まる。この時、一時停止をすることも可能。しゃべって、とめて、しゃべって、とめて……と、落ち着いて、細切れに録音することも可能である。これを上手に活用すれば、間延びしない録音ができそうな予感がする。これが1つ目の感じたことだ。


言いたいことをしゃべり終えたら「完了」ボタンを押して終わらせる。すると、音声ファイル付きのツイート画面になるので、いつものようにテキストを書きつつ、青いツイートボタンを押せばOKだ。んで、実際にやってみて強く思ったのは……

「140秒(2分20秒)」ってメチャクチャ長い……。これが2つ目の感じたことだ。短い曲なら一曲まるまる歌えるくらいの時間はある。特に、先述したように「しゃべって、とめて、しゃべって、とめて」で録音したら、かなり密度の濃い140秒になることだろう。ラジオなんかもできちゃいそう!

https://twitter.com/olymposgo/status/1273457421495615488


・尺を意識しないとマヌケなことになる

3つ目に感じたのは、もしも話が長くなりそうな場合は、きちんと140秒の尺(時間)を意識して話したほうが良いということ。たとえば、140秒のメーターがあとわずか! もう少しで140秒に達してしまう……てな時があったとする。

そして、最後の挨拶として「それではみなさんさようなら。ごきげんよう〜」と言ってシメたいとする。だが、あまりにもギリギリすぎて、「それではみなさんさようなら。」あたりで140秒を過ぎてしまうと……

https://twitter.com/olymposgo/status/1273449283774115840

自動的に2つ目の音声ファイルが自動作成され、ただただ「ごきげんよう〜」と言うだけの音声ツイートが作られてしまう (しかも再生したら延々ループ)……という非常にマヌケな状態になってしまうのだ。よって、140秒の尺をよく確認しながら「音声ツイート」は活用したほうが良いだろう。

なお今回、ハミ出た音声が「ごきげんよう〜」だからよかったものの、区切りのタイミングが運悪く「んよう〜」だけの音声ファイルだったりしたら、けっこうキツい気がする。きちんとシメを意識して、全世界に自分の声を発信しよう! それではみなさんごきげ……。

参考リンク:blog.twitter.com(英語)
Report:GO羽鳥
Photo:RocketNews24
Screenshot:Twitter