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「ドレミパイプ」という知育楽器をご存知だろうか? 2000年頃にアメリカ・ヨーロッパを中心に大ヒットした商品で、その名の通り、叩くとドレミの音が出るパイプである。ドレミファソラシ……と、全7色のカラフルな筒を、叩いたり机にぶつけて音階を楽しむ、まさに子供向けのこの楽器だが……。

大のオトナが本気でこのドレミパイプを演奏するとどうなってしまうのか? その答えとなる動画が、「Prélude n°1 aux tubes musicaux (boomwhackers) 」というYouTube動画だ。一体どんな光景が繰り広げられるのか……?

・動きの複雑さがミソ

動画を再生すると、真っ黒な背景の中、両手にカラフルなパイプを持った5人の男性たちが円形に向き合っている。彼らの足元には、自分たちの人数を上回る色とりどりのドレミパイプ。そして、ローテーションでパイプを鳴らしつつ渡し合っているのだが……、注目すべきはその動きの複雑さ!

どうやら、各々が然るべきタイミングで然るべき音を出すためには、常に次の音の “段取り” が必須なようだ。自分の使った音を次使う人に、まさにバトンタッチ。あるいは自分の足元のパイプをパスしたりと、その動きがとにかく複雑……! 「何らかの規則性があるのかだろうか?」と、つい目で追ってしまうが、とても追いつけない‼︎

・「ドレミパイプ」というらしい

ちなみにこの「ドレミパイプ」は、きちんと調律されたパイプで、正確な音階を発することができる立派な楽器。演奏方法は、1人1〜2本を手に持って、ひざや床、机を叩いて、ハンドベルのように演奏するものらしい。そして、対象年齢は3〜4歳……!

そんな幼児向けの楽器を使って、この動画のおとなげない大人たちは見事な連携プレーを繰り広げ、バッハのプレリュードを奏であげているのだ。パイプをぶつけ合うという動きは単純な一方、パイプ選びと段取りが複雑で、じっと見ていると何をしているのかわからなくなるほど。演奏というよりもはや作業に見えてくる。

・チームワークを育てるには最適!

とにかく、チームワークがモノを言う演奏なのは見ていて明らか。実際、「ドレミパイプ」はリズム感・音感・協調性を養う知育楽器として、幼稚園・保育園にイチオシの楽器のもよう。3〜4歳の子を持つユーザーの声によると、「ストレス発散になる」らしい。Amazonで3000円前後。演奏者が一番楽しそうな楽器である。

参照元:YouTube
参考リンク:Amazon,光陽堂楽器
執筆:DEBUNEKO

▼演奏者というより作業員