お肌の悩みがつきない……。私(hirazi)は日頃からスキンケアには気を使っているが、お肌というのは本当に気難しい。そんなとある日、BBクリームを使うことでお肌の悩みを解決できそうとの情報を耳にした。

なんでもBBクリームは、ニキビ跡、青ヒゲなども隠せる優れものらしいが、そもそもお化粧的な分野に関しては初心者だし、どの商品が良いのか分からない。そこで今回は、3種類のメンズBBクリームを お肌に塗って比較してみたぞ!

・3種類のBBクリーム

ラインナップは、2000円以下のメンズBBクリームから選んだ3種類。


UNO(ウーノ) フェイスカラークリエイター(税込1274円)
L´UOMO(ルオモ) マットキープBBクリーム(税込1728円)
NULL(ヌル) BBクリーム(税込1880円)


クリームの色を確認するために、少しずつ中身を出してみた。

ルオモとヌルは想像どおりに濃い肌色だ。ウーノだけ白色で「間違って買ってしまったか!?」と焦ったものの、塗っていくうちに色が変化して肌に馴染むとのこと。

塗ったあとのお肌は、3種類とも自然な感じの色味(肌色)になるらしい。私の肌は褐色よりなので、不自然な感じにならないかと不安に思いつつも、まずは腕に塗ってみることに。

ほっ……大丈夫だった。ナチュラルに馴染んでいるぞ。3種類とも同じような肌色になり、よ~く見比べてみて、少しだけウーノが白っぽいかなぁ。っていうレベル。

塗っているかどうかも至近距離で見ないと分からないので、「お化粧してるってバレたら恥ずかしい」なんて思っている男性も、安心して利用することができそう。ぶっちゃけ、私も少し恥ずかしい気持ちもあったので地味に嬉しい。


・隠したい悩み

これから隠そうとこころみる、私の悩みを紹介しよう。

・こめかみのニキビ跡
・よくできる、ぷっくら赤ニキビ
・髭を剃ったあとの青ヒゲ(普段は伸ばすという消去法的な対策をしている)

にっくき、このコンプレックスどもを隠せたらリピートしてもいいかなぁ……と思っている。塗り方については、説明が それぞれ微妙に違っていたので、各商品のホームページを確認して欲しい。少量ずつ指先で馴染ませていく点は、どのBBクリームも同じだ。

ぬりぬり、ぬりぬり。塗って洗って、塗って洗って、3種類を塗り比べてみた結果「隠せた悩み」「隠し切れなかった悩み」があったので、部位ごとにお伝えして行きたいと思う。


・ニキビ跡

まずはクレーターになっているニキビ跡から。それぞれのBBクリームを塗って、どのようになったか比べてみよう。



う~ん。ドングリの背比べだが、ヌルのBBクリームがいちばん隠せているような気がする。だが塗る前と比べてみても……



隠しきれていない……ニキビ跡をガッツリ隠したい場合には、BBクリーム以外の化粧品も使いつつ、手間をかけないとダメそうだ。軽度のニキビ跡ならBBクリームだけでも大丈夫なのかもしれないが。


・赤ニキビ

続いて、ぷっくらと盛り上がった赤ニキビを見てみよう。



どのBBクリームも赤みを消せてはいるが、ウーノは物足りない気もする。ルオモが一番隠せているだろうか? 何も塗っていない状態と、ルオモのBBクリームを塗ったあとで比べてみると……



うん……良い。しっかり赤みが隠れてる。赤みを消すならルオモが良いかも。だがしかし、BBクリームは腫れ物(はれもの)のうえに塗らない方が良いらしい。BBクリームを初めて利用する場合、まずはご自身のお肌と相談して欲しいと思う。


・青ヒゲ

最後に青ヒゲを見てみよう。ちなみに、私はオシャレ目的でヒゲを伸ばすことも多いが、ヒゲを伸ばすきっかけとなったのは青ヒゲというコンプレックスからだ。そんな私の青ヒゲに塗ってみた結果……



お……! これ、ちょっと感動した。どのBBクリームも青々とした感じが隠せている。しかも、かみそり負けして赤くなった部分もカバーできるっていうオマケ付き。



ニキビ跡を隠せなかった時はガッカリしたものの、これだけ青ヒゲを隠せるなら、それだけでも買う価値あるんじゃね? って思った。青ヒゲに悩んでいる男性は試してみる価値がありそうだぞ。ちなみに、青ヒゲを隠すなら、どのBBクリームでも良さそう。


・まとめ

3種類の男性用BBクリームを塗ってみて、どのBBクリームも肌を補正する効果は似たり寄ったりだと感じた。肌の色や肌質によって結果が変わることもあると思うので、あくまでも個人的な所感である。

結局どれを買ったら良いか分からないじゃん! と言われそうなので、私なりの結論を出すとすれば、はじめてBBクリームを買うならウーノで良いと思う。なぜなら「クリームが柔らかくて塗りやすかったから」「クレンジングの必要がなく、普段の洗顔フォームで落とせるから」「値段が安いから」である。

しかし、今回の検証では補正の持続時間などは計っていないため、そういった点もふまえて選びたいということであれば、コスメショップの店員さんに聞いてみるのが良いだろう。

いずれにしても、お肌に悩みがあるならば、男なのに化粧なんて……という気持ちを捨ててBBクリームを試してみてはいかがだろうか。お肌に自信を持てることで、新しい世界が見えてくるかもしれないぞ。

参照リンク:資生堂 UNO(ウーノ)、G.Oホールディングス NULL(ヌル)、伊勢半 L´UOMO(ルオモ)
Report:hirazi(ひらじ)
Photo:RocketNews24.

▼ちょっとした比較表。「UV カット率」「落とす時にクレンジングが必要か」なども考慮して買うと失敗がないかも

▼「L´UOMO(ルオモ) マットキープBBクリーム」のビフォーアフター

▼「NULL(ヌル) BBクリーム」のビフォーアフター

▼「UNO(ウーノ) フェイスカラークリエイター」のビフォーアフター