“すまん” だって。ウケる。いやいや、馬鹿にしてるわけじゃないよ。でもさ、やっぱり面白いやん。なかなかできることじゃないよ、すまんとかってさー。だってこれ、ガチで素なんでしょう? 

さすがは井村屋だよね。発想が斜め上だわ。これは是が非でも手にいれねばなるまいと、急いでポチっと。届いたソレは、想像以上にすまんな感じだった。

・皮だけ

あずきバーや肉まんなどで知られる井村屋、ということからピンと来た人も多いだろう。 “すまん” は具のない中華まん、素のまんじゅうのこと。つまりは、皮だけだ。

商品化の発端はSNSにて、同社のTwitter担当者とそのフォロワーが “皮だけ” を熱く所望したことだ。それならばと、実際に作ってしまったとのこと。大手はやることが違うなあ。

・皮自体が美味しい

しかし言われてみれば、肉まんの皮というのは汎用性が高そうだ。なにものにも染まらない味でありながら、なにものとも調和する力を持っている。

いろいろと挟めば、楽しいし美味しいことは食べなくてもわかるというものだ。そうは言うものの、せっかくなのでいくつか試してみるとしよう。

冷凍された状態で届くので、まずはふんわりラップをかけレンチン。正直、もうこれだけで肉まんの香りがするし、美味しそうだ。取り急ぎ豚の角煮やベーコンエッグや、なんやかんや挟んでみる。

うむうむ……やはりウマい。好きなだけ具を入れられるところも良い。というか皮自体がかなり美味しいので、もうなにをやっても正解しかない。チョコペンで “笑ゥせぇるすまん” を描いただけでも美味しい。

心の奥底で「そんなこんな言っても、やっぱり肉まんの肉が入ってた方が美味しいんじゃないの?」とか思っててすまん。どうやら誤解していたようだ。すまん、すごいじゃないか。

ありとあらゆる可能性を感じる “すまん” 。記者も今後、冷凍庫に残っているすまんにいろいろと挟んでみることにしたい。謝りに行くときの手土産としてもアリ……かもしれないぞ。

参考リンク:井村屋 すまん
Report:K.Masami
Photo:Rocketnews24.

▼井村屋の素のまんじゅう「すまん」

▼レンチンして

▼いろいろ挟んでみた

▼生地自体が美味しいので

▼何をしても美味しかったです