毎日食べても飽きないもの。そう聞かれたら結構な確率でランクインしてくるのが「おにぎり」だろう。それもそのはず、おにぎりは日本の心。基本的には何に合わせてもOKだし、お腹も十分満たしてくれる。

今じゃ冷凍食品をレンチン1つで食べられるし、便利ったらありゃしない。中でも売上NO1のニッスイの焼おにぎりがメジャーどころだが、スーパーで気になる商品を見つけた。まぁるい焼鳥めし。「焼鳥おにぎり」っていう名前にしないのねとのツッコミはさておき、どう考えてもウマそうだから買ってみた!

・ニチレイの商品

まぁるい焼鳥めしはニチレイから販売されている商品で、お値段は税抜198円。2個入り(160g)なので1個あたり約100円。他社の冷凍おにぎり(ニッスイだと約46円)と比較するとちょい高めの設定ではある。しかしパッケージによると……!

焼鳥丼風のごはんに特製たれをしっかりぬって焼き上げました


とのことで、シンプルながら焼鳥味がついているのは強い。金額面を差し引いてもアドバンテージがあるという見方もできるが、はたしてどれくらい価値があるのだろうか。

・レンチンですぐ完成

それではどんなものか味わっていこう。まずは袋から取り出してみる。

切り離してレンチンできるトレーの中に焼おにぎりがゴロンと2個入っていた。このあたりは他の冷凍おにぎりとそう変わらず、作り方も特別難しいことはない。なんと言ったってレンチン(500W)で3分経てば出来上がりなのだから。さっそく加熱してみると……

あっという間に完成して、すぐに食べられる状態に。チンのみでホカホカ。うむ、これが焼おにぎりのいいところなんだよなぁ〜! ちなみにサイズは……

男性の握り拳よりもちょっと小さいかなといったところだ。焼おにぎりとしては小さすぎず大きすぎず。ちょうどいいを計算されて作られているかのようだ。

・他と中身が違う

さて、気になるお味は濃すぎず、それでいて甘辛いタレは白米にぶっかけたくなるような中毒性があってヨロシイ。でもこれだったら普通の焼おにぎりでいいかもしれない……。値段も他社の焼おにぎりの倍くらいだし……。

ウマいはウマいが、倍の金額を出すか? いや、これなら普通の一択だな……と思いきや、よく味わって食べたら考えがガラリと変わった。そう……


なんと中に鶏肉が入っているではないか!! 単純に焼鳥味のタレをつけただけでなく、中身にもこだわっていたのである。これがあることで食感も変わるし、焼おにぎりをワンランク上に押し上げている。よい、よい、ヒジョーによい!

思い返せばおにぎりは中に具材があることで存在感が増す。それを焼おにぎりにも適用して冷凍で仕上げるとはあっぱれ。その「鬼に金棒」的なところが金額差として出たのだろう。たぶん。

ともあれ、あっという間に2個をペロリ。小腹が空いた時、1個ずつに分けて食べることもできるし、焼おにぎりは万能だなぁと改めて思わされた。余談だが、公式サイトによれば「まぁるい焼鳥めし」はだし汁をかけたら夜食やお酒の〆メニューにもアレンジできるとのことだから興味ある人はお試しあれ。

参考リンク:ニチレイ「まぁるい焼鳥めし」
Report:レンチン原田
Photo:RocketNews24.

▼商品の裏面