怖い話の定番と言えば霊体験だが、本当に怖いのは霊より人かもしれない。そんなことを思わされるマンガが現在ネットで話題になっている。

2017年4月6日にTwitterに投稿されたこのマンガは、作者の女性が1人暮らしをしていた頃の体験談だ。お風呂の最中に「玄関の鍵をかけたか」が急に気になりだした女性。どうしてもリラックスできないので確認に行ってみると……あれ、なんだコレ……?

・ドアが変

女性が、お風呂を途中で切り上げ濡れた肌のまま玄関に行ってみると、玄関の鍵はしっかり閉まっていた。安心すると同時に、ドアの一部が少し変なことに気づく。

変だったのはドアノブ。彼女のマンションは、ホテルなどでよく見かけるグリップを下に動かすことでドアを開ける「レバーハンドル」タイプだったのだが、そのドアノブがなぜか下がったままだったのである。

疑問に思い見ていると、「グッグッ」とゆっくり動いた後、「スー」と音も立てずに元に戻るドアノブ。そう、ドアが開くかどうかを誰かが外から静かに確認していたのだ

「この時鍵をかけていなかったらと思うと今でもゾッとします」と思い返す彼女。もちろん、すぐ引っ越したという。

・戸締りには気をつけよう

新年度に突入し、就職や上京などで、この春から1人暮らしを始めた人も多いのではないだろうか。初めてのことの連続に緊張感を持っているうちは良いが、慣れてきたころにおろそかになりがちな戸締り。しかし、防犯には本当に気をつけた方がいいぞ。私(中澤)もこの体験を読んで改めて自分に言い聞かせた。

参照元:Twitter @amagiyoriko
マンガ:天城ヨリ子, used with permission.
執筆:中澤星児

▼ゾッ……


▼この時鍵をかけていなかったらと思うと今でもゾッとします