自分で言うのもなんだが、私の作るおにぎりは超うまい。19歳で調理師免許を取り、様々な料理を作れる私であるが、もしかしたら一番の得意料理は「おにぎり」なのかもしれないってくらいに超うまい。そんな私が「お」と思った商品が……

セリアで売っていた『おむすびホイルシート』である──が!

よーくパッケージを見ると、そこはかとなく「ート」と読めてしまう微妙な角度の「シ or ツ」なのが気になるところ。これはきっと何か深い意味があるはず……と思ったその時!!

英語で「OMUSUBI FOIL SHEET」と書いてあるので「シ」で決着だ。よかった。

それはさておき、こちらのホイルシートは「アルミと紙の2層構造!」になっており、「湿気をほどよく吸収!」するから「ごはんがくっつきにくい」らしい。ほう……なるほど……

たしかに表がアルミで裏が紙……

これは試してみたい……

ということで用意したのは3つのおにぎり。ちなみに中身は、じーちゃんが作った梅干し(2016年式)だ。そろそろ2018年版のうめぼしも作り始めているかな……なんて祖父に想いを馳せつつ、まずは……

100円の『おむすびホイルシート』で包んでみた。

続いては、いつも「おにぎり弁当」する時に使っている『NEW クレラップ』でも包んでみた。そして最後の1つは……

サンホイル。その昔、遠足とかでカーチャンが弁当を作ってくれた時、アルミホイルにおにぎりが包まれていたっけ……なんて思い出に浸りつつ──

3選手が出揃いました٩( ‘ω’ )و

これらをカバンに入れて……


出社!!


そして会社のベランダにて……

御開帳〜!! 握ってから2時間くらいは経過していたと思われる。そして……

開封!! それぞれをチェック!

まず『おむすびホイルシート』であるが、非常に美味しそう。

続いて『クレラップ』であるが……これまた実に美味しそう。

最後の『アルミホイル』は……なんと! これまたメチャクチャ美味しそう……と、見た目ではイマイチ違いがわからない。ところがどっこい!


実際に食べてみると……


・おむすびホイルシート

まずは主役の『おむすびホイルシート』から。手に持った感触は、しっとりしているのに、ごはんのところはサラリとしている気がする。そして……


もぐもぐもぐもぐ……


……うまい!! 見た目どおり、非常に美味い。文句なしの美味さであり、心なしか、いつもの弁当おにぎりよりも美味しい気がする。ふっくらしつつも、味が落ち着いているというか、ほどよく乾いているというか。さすがはおにぎり専門ホイルシートだ!


・クレラップ

続いては『クレラップ』であるが……なんとここで、比較しないと気づかなかったであろう、致命的な弱点を発見した!


のりが、指にくっつく……!!


そういえば、いつも、くっついていた。それが普通かと思って気にはしなかった。でも! よくよく考えるとこれ、全体的にベチャベチャになってるからくっついている疑惑。ごはんの表面も、ややベチャっている。比べちゃうと、ウ〜ム……となる。


比べるんじゃなかった!



・アルミホイル

気を取り直して、最後の『アルミホイル』は……

これが意外……!!

大差ない……!! 『おむすびホイルシート』と、大差ない……! 若干、『おむすびホイルシート』のほうがサラリとしている気もするが、当然のりも指にくっつかないし、ごはんの表面も乾き系で、実に美味い。ていうか、ていうか、それよりも……

私は、カーチャンが遠足の時に作ってくれたおにぎりを思い出していた。

なんなら、幼稚園時代とか、小学校低学年あたりの記憶が蘇っていた。

懐かしく、幸せな気持ちになってた。


てな感じで、今回比べた3つのシートを比較した結果は、


『おむすびホイルシート』 → ふつうに美味い

『クレラップ』 → ベチョる

『アルミホイル』 → 懐かし美味い


という違いがあることがわかった。おにぎりって、もしかしたらアルミホイルで包んだほうが美味しいのかも知れない。もちろん『おむすびホイルシート』を使うのが最高だが、なければないでアルミホイルでも良いかも新米(しんまい)。またひとつ勉強になった。またひとつ大人になった٩( ‘ω’ )و

Report:100均研究家・GO羽鳥
Photo:RocketNews24.