今日から7月、早いもので2020年も半年が過ぎた。この節目にコンビニやチェーン店では新商品の発売を開始したり、新店舗がオープンしたりしている。シンガポール発の「ヤクンカヤトースト」の新宿住友ビル店も、そんな新しいお店の1つだ。看板メニューはシンガポールの定番朝食であるカヤトーストなのだが……。

お店に行ってみると、新型コロナウイルスの思わぬ影響を受けていた。行ってみたい! という人は明日(2日)以降をオススメする

・コロナで食材の入荷に遅れ

お店のオープンは午前7時。開店時間から少しずらして、9時頃にお店に行ってみたところ、表のメニュー看板にこんな「お知らせ」が出ていた。


「COVID‐19 の影響により物資の調達に影響が出ています 輸入の関係上『カヤトースト』『カヤジャム』『シンガポールフード』の販売を現在行っておりません」


なんと! こんなところにも新型コロナの影響が。カヤジャムとは、ココナッツミルク・たまご・砂糖などで作られた東南アジアで定番のジャムなのだとか。コレが入ってこないことには、カヤトーストをはじめとするお店のメニューの提供ができない訳だ。せっかく楽しみにしてたのに、残念……。で、いつから食べられるようになるのかを、お店の人に尋ねると、


お店の人「国内にはすでに入っているんです。明日(2日)にはこちらに配送される見込みです」


お! 明日にはお店に入ってくるもよう。少なくとも今週中には確実に入荷するはずである。ということで、カヤトーストを食べてみたい人は明日以降、チェックだ!!


・トーストウィッチを食べる

フードに関してはメニューが限られているが、ドリンクは注文可能となっている。メニューを見ると、コーヒー・紅茶ともその種類が充実している。ちなみにシンガポールではコーヒーのことを「コピ」と呼ぶそうだ。

今回はコンデンスミルク入りのホットのコピ(レギュラー税別240円)と、オーダーできるフードメニューからトーストウィッチのエッグマヨ(税別390円)を注文した。


トーストウィッチはトーストサンドウィッチのことである。ただ食パンで挟んでいる訳ではなく、厚切りトーストに切り目を入れて袋状にし、そこに具材を挟んでいる。とても食べやすく、パンと具材の一体感を楽しむことができる。ありそうでなかったサンドウィッチの食感だ。


とにかく、カヤトーストはしばしお待ちあれ。予定では明日から、少なくとも来週には食べることができるはず。それにしても、こんなところで新型コロナの影響を受けるとは。1日でも早く、完全収束することを願うばかりである。


・今回訪問した店舗の情報

店名 ヤクンカヤトースト 新宿住友ビル店
住所 東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル 地下1階 B-7区画
営業時間 7:00~22:00
定休日 なし(施設に準ずる)

Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24