2018年5月30日、都内某所で「ポケモン新作発表会」が開催された。集まった報道陣はざっと300人以上、株式会社ポケモン代表取締役社長・石原恒和氏が自ら登壇するだけあって「どんなタイトルが発表されるのか?」非常に高い関心を集めていた。

結論から言うと、今回発表されたのはスマホとスイッチで遊べるアクションRPG『ポケモンクエスト』と、ポケモンGOとも連携するスイッチ向けソフト「ポケットモンスターLet’s Go! ピカチュウ」と「ポケットモンスターLet’s Go! イーブイ」である。この報に日本のみならず世界中から集まった報道陣も大興奮! これは流行りそうな気がする……!!

・スマホ向けタイトル「ポケモンクエスト」

発表会の冒頭、「プラットフォーム共にポケモンは進化してきた」「これからもポケモンは進化していく」と述べた石原恒和社長。そしてこの発表会でいくつかのタイトルが公開されることを明らかにした。

まず発表されたのは、株式会社ゲームフリークが発表した『ポケモンクエスト』である。このタイトルはスマホとニンテンドースイッチのマルチプラットフォームでプレイ可能なアクションRPGということだ。

誰でも簡単に遊べる「シンプル操作」と、自分なりの「ポケモン育成」をテーマにしており、基本プレイは無料、ニンテンドーEショップでは本日から、App Store、Google Playでは2018年6月末から配信開始予定とのことである。

・スイッチ版「ポケットモンスターLet’s Go! ピカチュウ」と「ポケットモンスターLet’s Go! イーブイ」

続いて発表されたのが、同じくゲームフリークが開発したスイッチ版タイトル「ポケットモンスターLet’s Go! ピカチュウ」と「ポケットモンスターLet’s Go! イーブイ」だ。ゲーム自体はゲームボーイ版「ポケモンピカチュウ」をベースにしており、こちらもアクションRPGとなっている。

プレイヤーは相棒(ピカチュウかイーブイ)を連れてフィールドを歩き回り、ジョイコンを振ってボールを投げるというから、感覚的には「ポケモンGOのスイッチ版」と言ったところだろうか。また「おすそわけシステム」や「2人同時プレイ」も大きな特徴のようだ。

注目は「ポケモンGOと連携すること」で、ポケモンGOで捕まえたカントー地方のポケモンを「ポケットモンスターLet’s Go! ピカチュウ」と「ポケットモンスターLet’s Go! イーブイ」に連れていけるという。現段階で詳細は不明だが「さらに特別な連携を準備しています」との発表もあった。

・新デバイス「モンスターボールPlus」

また、専用の新デバイスとして「モンスターボールPlus」も発表された。単なるコントローラーではなく、振動やポケモンの声を再現することで「ポケモンGOトレーナーになり切れるデバイス」とのことだ。さらに、捕まえたポケモンを「モンスターボールPlus」に入れて持ち歩け、「ポケモンGOプラス」として利用することも出来るらしい。

「ポケットモンスターLet’s Go! ピカチュウ」と「ポケットモンスターLet’s Go! イーブイ」は2018年11月16日発売で税別5980円、「モンスターボールPlus」は同日発売で税別4980円だ。おそらく今後、さらに具体的な「ポケモンGO」の連携も明かされるハズだから、トレーナーたちは震えて続報を待たれよ。

ちなみに石原社長は「ポケモンGOとレッツゴーを両方遊んでおくと両方にとっていいことがある」と語っていた──。

参考リンク:株式会社ポケモン
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼ポケモンGOとどれだけ連携するのか……気になる。