みなさんは駄菓子がお好きだろうか? おそらく嫌いという人はあまりいないと思うが、大人になると駄菓子を食べる機会はほとんど無くなるものだ。コンビニの片隅に駄菓子は置いてあるものの、私、P.K.サンジュンはここ数年、駄菓子を手にする機会がほとんどなかった。

だがしかし、つい最近になって何気なく100円ショップで見かけた『キャベツ太郎』を購入して食べてみたところ……ウマい、ウマすぎるのだ。普段からしょっちゅうスナック菓子を食べているが、まさかキャベツ太郎がここまでのポテンシャルを秘めているとは気付かなかった……!

・ロングセラー商品

キャベツ太郎は、うまい棒などで知られる「やおきん」が1981年から販売しているスナック菓子である。原材料はトウモロコシで、パッケージには謎のカエルがデザインされているから多くの人がご存じのことだろう。

私が購入したキャベツ太郎は100円の大きいタイプだったが、もちろん現在でも20円タイプが流通している。発売開始から30年近くに渡り20円を死守し続ける姿勢には、頭が下がる思いだ。

・とんでもないポテンシャル

それはさておき、キャベツ太郎は “懐かしさ補正” を抜きにしてマジのマジでウマい。冒頭でもお伝えした通り、私(P.K.サンジュン)は毎日のようにスナック菓子を食べているが、堅あげやドンタコス、さらにはエアリアルとも互角に戦える実力を有している。

久々に食べて感じるのはその “軽さ” だ。サクサクしたかと思いきや、口に入れて数秒後にはフワッと溶けてなくなるエアリーな食感はハッキリいって絶妙。よくありそうなスナック菓子かと思いきや、他に似たような商品を思い出せない。

さらには「ソース味」というのもまた最高である。ソースもまた大定番の味……かと思いきや、ソース味のスナック菓子を即答できる人は少ないハズだ。言い換えると、キャベツ太郎はいつもそこにいるから気付きにくいが「ありそうでなかなかないスナック菓子」なのだ。

・キャベツ太郎はガチ

私だけでは不安だったので、念のため当サイトのメンバーに食べてもらったところ「ウマいね……」「本当にウマい」「こんなに美味しかったっけ?」と誰もがキャベツ太郎を絶賛していた。多少の懐かしさ補正はあったかもしれないが「キャベツ太郎はガチ」だと確信した次第である。

コンビニでは扱っていない場合もあるが、100円ショップではよく見かけるから「久々に食べたい」という人はぜひ購入してみてはいかがだろうか? もしビル・ゲイツがこの味を知ってしまったら、きっと駄菓子屋ごと買収する……ハズだ。

参考リンク:やおきん
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.