これまで国内のコンビニのホットドッグで頭一つ突き抜けていたのは、ローソンの『GOOODOG』ではないだろうか。袋に入れてレンチンする仕組み上、パンはどうしてもふやけてしまうが、しかしソースやソーセージの質と量による総合力で他社を上回っていると思う。

が、ことチーズ部門に関しては、ここにきて順位が塗り替えられたかもしれない。2020年10月28日からセブンイレブンにて販売が開始された『あふれるチーズのチーズドッグ』である。商品名にチーズが2回も出てくるとか、どれだけチーズってんだよ……と思い食べてみたところ、名前に違わぬチーズ力だった。

・345円

お値段は税込み345円。公式HPによると、販売地域は東北、関東、山梨県、長野県、東海、近畿、中国、四国、九州だそう。また店舗によって取り扱いが無い場合があるとのこと。

パッケージの写真を見るに、かなりの量のチーズがかけられている。チーズというのは多ければ多いほどいいものだ。写真の通りなら、このホットドッグもまた、チーズゆえにとてもいいものと言えるだろう。


では御開帳。


ほほう……

なるほど。


・チーズオンリー

ほぼパッケージ通りではないだろうか。間違いなくあふれ出ているチーズ。また、取り出すときにチーズが袋の中に残留してしまわないよう、油紙で包まれているのも気が利いている

おかげでチーズの大半がどうにかホットドッグ上部~サイドまでにとどまっており、大量のチーズを余すことなくエンジョイできる。試しに半分に切ってみたが、具はとことんまでチーズのみ。いちおうマスタードもかかっているが、味はほぼチーズだ。


まさにチーズのために全てをチーズに全振りしたチーズドッグ。コンビニホットドッグ業界における、チーズ部門の覇者は間違いなくこいつだろう。果てしなくチーズの味しかしないため、チーズが好きではない人にとっては謎な存在かもしれない。

しかし、チーズ好きにとっては今最も評価できるコンビニのホットドッグの一つ足りえることだろう。チーズ欲求をしっかり満たしてくれてポイントは高い。なお、レンチン直後はチーズがめちゃくちゃ熱く、またチーズから出た脂が割とこぼれるので、服についたり火傷したりしないよう気を付けてほしい。

参照元:セブンイレブン
Report:江川資具
Photo:RocketNews24.

▼個人的にコンビニで最強のホットドッグは、北米のセブンのホットドッグだと思っている。ソーセージの種類は豊富で、常にパンはソーセージとは別にされており、自分で買ってソーセージを組み込むスタイル。しかも、トッピングも自分でやる仕様。各種ソースやオニオン、チーズ、ハラペーニョ、ピクルスも好きなだけトッピングできるという神仕様だった。これ、日本でも出て欲しい。

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