近年日本でも子役の活躍がめざましく、彼らはとても幼いころからタレントや役者としてのキャリアをスタートさせている。しかし、イギリスにはそんなスーパー子役たちもかなわない、生まれながらの……いや “生まれる前からの” スターがいる。

生後11カ月のエルヴィス・オコナー君は、母親のお腹のなかにいるときに芸能事務所と契約した。つまり、生まれる前の胎児のときにすでに事務所に所属し、子役としてのキャリアの第一歩を踏み出していたのである。

なぜそのようなことが可能だったのか。実はエルヴィス君が生まれる前に、両親が胎児である彼の超音波写真を芸能事務所に送っていたのだ。これが担当者の目に留まった。さらに、エルヴィス君の姉アラナちゃん(5)もすでに子役デビューしており、事務所側はアラナちゃんに似た子どもが生まれてくることを想定して契約を決めたという。

エルヴィス君は、生後6カ月の時点ですでに初のドラマ出演を果たしているとのこと。所属事務所の担当者は、「アラナちゃんもエルヴィス君もとても才能に溢れている」とベタ褒めのようだ。

親ならば誰しも、多かれ少なかれ我が子に期待するもの。「うちの子は天才かも……」と思う気持ちはわかる。だが、生まれる前から事務所と契約するとは……日本の子役たちも真っ青である。

参照元:Manchester Evening News(英文)

▼両親が芸能事務所に送ったというエルヴィス君の超音波写真

▼こちらが生まれる前から芸能事務所に所属しているエルヴィス君

▼エルヴィス君と姉のアラナちゃん