動物を擬人化したアニメ・けものフレンズ。放送開始時こそ注目されていなかったものの、性善説のフレンズたちが醸し出す独特の世界観にハマる人が続出した。そして、そんなフレンズの魅力にハマッたのは人だけではない。
埼玉の東武動物公園で、アニメの登場キャラであるフンボルトペンギン・フルルのパネルに恋したのが、リアルフンボルトペンギンのグレープ君だ。『けもフレ』ファンにとってはお馴染みの存在となった彼。そんな彼が10月12日、死去していたことが分かった。
・フルルに看取られたグレープ君
この事実を伝えたのは、東武動物公園の公式Twitter。グレープ君とフルルパネルの2ショットと共に、彼の死を報告している。内容は以下の通り。
「フンボルトペンギンのグレープ君が昨日亡くなりました。これまで応援してくれた皆様本当にありがとうございました。また、グレープ君を最後まで見守ってくれたフルルもありがとう。そして、グレープ君長い間ありがとう。天国でゆっくり休んでね」
──享年は21歳。ペンギンの寿命は大体20年前後とのことなので、人間で言うと大往生、80歳から90歳くらいだろうか。とはいえ、『けもフレ』コラボなども開催され、人気者だった彼。ネット上でも多くの哀悼の声があがる中、『けものフレンズ』のキャストからも以下のような声があがっていた。
尾崎由香さん(サーバル)「グレープ君、本当にありがとう。ゆっくり休んでね。ご冥福をお祈りいたします」
根本流風さん(コウテイ)「グレープ君のほっこりする話題にみんなが笑顔になりました。フルルとずっと一緒にいてくれてありがとう。ご冥福をお祈りします」
築田行子さん(フルル)「フルルを好きになってくれてけものフレンズを一緒に盛り上げてくれて本当にありがとう。
こんなに早くお別れが来てしまうとは思ってなかったので寂しい気持ちでいっぱいですが、天国に行ってもフルルのことを見守ってて欲しいなと思います。グレープ君のご冥福を、心からお祈り申し上げます」
──誰もがほっこりした恋物語は、2期を待たずに終わってしまった。しかし、多くの人に愛され、恋したフルルに見守られての最期はきっと幸せだったに違いない。グレープ君、どうか安らかに。
▼どうか安らかに
▼サーバルちゃん役尾崎由香さんがコメント
▼PPPのリーダー・コウテイ役の根本流風さんも
▼もちろんフルル役築田行子さんも哀悼の意