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毎朝ヨーグルトを食べるのが、私(佐藤)の日課だ。こう見えて、結構オッサン(43歳)なので健康には気を遣っている。腸内環境を整えて、毎日快便! これこそが健康の秘訣であると考えている。

さて、そんな私が最近、ヨーグルトを食べることをためらう瞬間があった。ひょっとして、今日は食べない方が良いんじゃないだろうか? そんな気持ちになってしまった。その理由とは、ダノンビオのフタ裏メッセージを見たからだ……。

・多くはポジティブな言葉

ダノンビオのヨーグルトのフタ裏には、さまざまなメッセージが記されている。その多くは、「今日1日もがんばろう!」と思えるようなポジティブな内容になっている。やっぱり朝、目にするなら前向きな言葉の方がいい。

ところが、最近遭遇した商品には、こうあった。私は思わずスプーンを置き、天を仰ぎそうになった。

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この1つのパックのなかに、どれだけの数の菌が生息しているのだろう。きっと生きたまま私の腸に届くに違いない。腸には届くけど、そこで死ぬんだろうな~……。そう思いながら、この言葉を心で繰り返す。

「あなたに食べられるのなら本望です」

思わず目頭が熱くなる。そうだ、菌たちは私を生かすために、私ごときの腸内環境を整えるために、死んでいくかもしれないのだ。43歳のオッサンに食われて死ぬことが本望な訳ないだろ! もしも私がビフィズス菌なら、せめて美人の女性に食われたい!! その時こそ笑顔で、「あなたに食べられるなら本望です!」と、満面の笑みで言えるというのに。

・まさかオッサンに食われるとは

この菌たちと来たら、吐き気がするほど気持ち悪いと言われるオッサンに食われるのだ。無念だろう……。悔しいだろう……(涙)。

悪い、本当に申し訳ない。菌たちよ、私と共に生きてくれ。そして、腸内を整えてくれ。そう思いながら、再びスプーンを持って両手を合わせて合掌。頂きます……。菌たちよ、お前たちの無念は私が晴らしてやる……。

Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24