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気がつけば12月も中旬をむかえ、2016年もあと2週間ちょっとで終了だ。なにかと忙しい時期だが、夜には空を見上げて一息ついてみてはいかがだろうか? なぜなら今晩は流れ星がたくさん見られるかもしれないからである。

そう、本日2016年12月13日は「ふたご座流星群」が出現のピークを迎えるのだ。運が良ければ1時間に40個以上の流れ星が観測できるというから、見逃す手はない。オススメは今晩22時以降~14日未明まで。夜空を駆けぬける流星に願いごとをしちゃおう!

・ふたご座流星群がピークに!

毎年12月に出現するふたご座流星群は、1月の「しぶんぎ座流星群」、8月の「ペルセウス座流星群」と共に「3大流星群」の一つに数えられており、多くの流れ星が観測できるという。

しかし、2016年は流星のピークを迎える時間帯に月が明るいことから、観測条件はそれほど良くないらしい……。だが、心配することはない! 月明かりに邪魔されても、1時間に10個ほどの流星は確認できるそうで、観測チャンスは十分にあると言える。ポイントは、ズバリ「月のない方角を広く見る」ことで、明かりの少ない場所がオススメである。

・国内6カ所と台湾からのネット中継

気になるお天気だが、低気圧や前線の影響で雨や雪の地域が多いとのことだが、雲の間から観測できるようなので諦めずチェックしよう。また全国的にかなり冷え込むようなので、ネット中継を利用してみるのもアリだろう。

YouTubeでは国内6カ所をはじめ、なんと今回は台湾からの中継もあるという。天候条件の良いエリアからの中継だから、きっと雲に邪魔されることなく流星群を楽しめるハズだぞ。1人でも多くの人が、流れ星を見られますように!

参照元:国立天文台 [1] [2]ウェザーニュース
執筆:りょう
Photo:Wikimedia Commons.

▼今年は、国内6カ所と台湾から生中継だ