人との出会いは一期一会。同様に一期一会な出会いといえば、ヤマザキのランチパックであろう。いつもの味に加え、期間限定、ご当地グルメとその種類はハンパない。出会えないうちに販売終了していることもしばしばである。

先日、私とランチパックにひとつ幸せな出会いがあったので報告しておきたい。石川名物の『とり野菜みそ』味があったのだ!! 『とり野菜みそ』といえば、石川の至宝と言える激ウマ最強鍋の素。ランチパック化したら一体どんな味になるのか!? さっそく食べてみた!

・石川の万能味噌『とり野菜みそ』を使ったランチパック

念のため『とり野菜みそ』についておさらいしておこう! これは数種類の調味料や香辛料が入った旨味たっぷりの味噌で、主に鍋物に、また料理の隠し味にと万能なアイツである。

以前の記事でも紹介したが、県民に「石川県出身で、とり野菜みそを知らない奴はモグリ」とまで言われるほどの存在だ。隣県の富山や福井でもポピュラーで、そのウマさに疑いの余地はない。 

・とり野菜みその味がする! パンとの相性もいい感じ!!

さて今回ゲットした “ランチパックfeat.とり野菜みそ” は、正式な名称を『豚みそそぼろ&マヨネーズ とり野菜みそ使用』という。中を割ると、味噌の香りがプーン。中央に、とり野菜みそ味の豚肉が両端にマヨネーズが入っていた。

食べた第一印象は「とり野菜みその主張がスゴイ」。ご飯ならいいかもしれないけど、パンになると1個は食べ切れませんぞ……と思いきや、俺たちのランチパックはそんな単純な作りではなかった!

突然、口の中で、ほどよいまろやかさが広がったのである。これはマヨネーズ、そして……マーガリンだ! この2種の調味料が、パンと味噌をつなぎ、互いの相性を高めているのである。

「ガツン」と、とり野菜みそのインパクトを与えてからの、パンと馴染みのよい味わいへの変化。なんとニクイ演出だろう。さすがパンを研究しまくってるヤマザキだ! 

・10月22日から期間限定でアキバに登場

あまりの感動にヤマザキパンに問い合わせたところ、この商品は名古屋工場で製造しており、主に愛知+北陸での販売とのこと。ええええ……レギュラー化してほしいくらいのウマさなのに……せめて全国販売してほしかったよ……。

だが、諦めてはいけない! この『豚みそそぼろ&マヨネーズ』は、秋葉原のランチパック専門店でも買えることが判明したのだ。お店に聞くと、2017年10月22日(日)から1週間、期間限定で販売されるとわかったぞー!! 

ちなみに、とり野菜みそシリーズは『みそ&たまご』もあるそうだが、私はまだエンカウントしていない。こちらは、アキバでの販売も終了しているそうだ。残念! ランチパックとの出会いは、マジで一期一会。出会ったら迷わずゲットしたいところである。

参考リンク:ランチパック『豚みそそぼろ&マヨネーズ』
執筆:沢井メグ
Photo:Rocketnews24.

▼とり野菜みそのランチパック! 豚そぼろver!! 158円でゲット~

▼中には、とり野菜みそ味の豚そぼろ、まろやかマヨネーズ、マーガリンが入っていた。焼いてもよさげ!

▼まったく、無言になるウマさである

▼北陸3県出身の女子高生目線で地元あるあるを描いた『北陸とらいあんぐる』の作者・ちさこ先生は、『みそ&たまご』をゲットしていたもよう。こちらも美味しそう~!

▼余談だが『とり野菜みそ』の「とり」は「野菜をとる」の「とり」であり、鶏肉ではない。

▼しかしランチパックには、野菜が入っていないのであった……まぁいいか!