大人だなぁ、と感じる行動というものがあると思う。コーヒーをブラックで飲む、バーに行く、車を買うなど、あなたもいくつか思い浮かぶはずだ。私(あひるねこ)の場合、そこに「グリーン車に乗る」という項目が追加されるのだが、分かる人はいるだろうか?

追加料金を支払って乗車するグリーン車は、私の中では贅沢なサービスというイメージが強い。そのため、なんとな~く自分とは無関係な気がずっとしていたのだが、私ももう30代。いい大人である。そこで、人生初のグリーン車に乗って会社に出勤してみることにした。

・グリーン車で出勤

ちょっとした用事があり、週末を群馬で過ごした私。本来なら翌日からの仕事に備え、休みのうちに自宅へと戻るところだ。しかし、今回は東京にある職場へそのまま直行してみることに! 翌朝、JRの駅へと向かう私は、人生初のグリーン車に乗る期待と不安に包まれていた。

・人生初

普通列車にもグリーン車が付いているということは知っていたが、正直それ以外のことは何も知らない。あれでしょ? 4~5両目くらいの位置で来る2階建ての車両のことでしょ? 昔、何回か乗車位置を間違って並んだことあるわ~。アホみたいに10分以上並んだわ~。とまあ、このレベルの認識である。

・乗車手続き

なにしろ知識がほぼゼロのため、グリーン車の乗り方自体も実はよく分からない。これって知らないと恥レベルの常識なんだろうか? とりあえず駅の券売機を操作してみると……ん!? マジか、「グリーン車」とかいう項目あるやんけ! 今まで全然気付かんかったわ!!

なんでもグリーン車の乗車券を購入すると、その情報が Suica に記録されるらしい(切符もあり)。あとはその Suica を使って、グリーン車に乗り込むだけと……。未来かよ。今はそんなシステムになっているのか。あと地味に驚いたんだけど、グリーン車って平日の方が高いのな。普通逆やん? 

・初グリーンへ

また、全席が自由席のため満席の場合もあるなど、グリーン初心者、いやグリーン坊やにとってはすべてが新鮮に映る。とそこへ、いよいよ電車が到着! 見慣れた車両だが、この時ばかりは緊張が走った。私は今まさに、大人の階段を登ろうとしている。

空いている席を確保した後は、上部にある端末に Suica をタッチ。これで車内改札を省略できるというわけだ。未来かよ。便利すぎるだろこれ。大人ってスゴイ。

・とにかく快適

さあ、あとはゆったりとした席でくつろぎながら、約90分かけて新宿を目指すのみである。一般的なロングシートだと、たとえ座れたとしてもグッタリ疲れてしまいそうなものだが、グリーン車は足元の間隔も広いためマジで快適。これなら仕事にも支障はなさそうだ。あとなんていうか、変なヤツがいないよね。

・仕事もはかどる

テーブルにパソコンを置いて仕事もできるので、時間を有意義に使えるというのもグリーン車のメリットだろう。実際、私も集中して記事を執筆することができた。ロングシートだときっと難しかったはずだ。あとは、コンセントがあるとさらにグッドなんだけど。

・たまの贅沢に

この日、私が支払ったグリーン乗車券は片道980円である。決して安くない値段なので、これで毎日通勤するのはちょっと……という気はするものの、控えめに言ってクソ最高な環境だったぞ。ただまあ、子供にはちょっと贅沢かもな。グリーン車、それは大人にのみ許された特権なのかもしれない。

参考リンク:JR 東日本「普通列車グリーン車」
Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.

▼余談だが、快適すぎて途中で寝ました