松屋公式Twitterが、久しぶりにテストメニューの情報を投稿した。それによると、今テスト中なのは新しいカレーなようだ。その名も「煮込みチキンカレー」。

投稿には「あの『伝説のカレー』を彷彿とさせる」と、非常に期待させる内容が含まれている。これはもう食べにいくしかないだろう。

・店舗はTwitterのリンクから

テスト店舗については公式自ら専用のリンクをTwitterにて公開してくれているぞ! さっそく最寄りの実施中の店舗に来てみたところ、お店の外にポスターを発見。


並が税込み450円で、大盛りは税込み550円。また、牛肉が乗った「煮込みチキンカレギュウ」やハンバーグが入った「ハンバーグ煮込みチキンカレー」といったバージョンも選べるもよう。


今回は最もシンプルな「煮込みチキンカレー」を大盛りでオーダー。


思えば、ここ最近の松屋の新作カレーは、バターチキンやマッサマンなど明るい色をしたカレーが続いていた気がする。それに対して「煮込みチキンカレー」はまるで原点に戻ったかのようなダークな色。


・帰ってきた辛さ

食べてみると……おぉ、辛い! いや、大騒ぎするほどのものではなく、ごろチキと同じ水準の辛さだ。しかし、ここしばらくのマイルド系な新作カレーたちと比べると、圧倒的と言えよう。


基本の松屋のカレーらしいワイルドな辛さとオイリー感。喉と胃をバチバチに責めてくる荒々しい味わい。一瞬ごろチキと同じかと思ったが、よく味わってみると、微妙に違う気もする。

ごろチキほど明確に複雑で奥深いスパイス感はなく、もっとストレートで「スンッ」とまとまったかのような味わいではなかろうか。


また、具材としてチキンが入っているが、こちらは明確にごろチキとは別物だ。しっかり煮込まれている点こそ同じだが、ごろチキには弾力があったのに対し、こちらはホロホロと繊維が崩れていく感じ。

なるほど。これはこれで新しいタイプ。そしてウマい。松屋のカレーに、より激しいスパイス感を求めていた方にとっては、かなり満足度が高いタイプのカレーではなかろうか。

ところで、公式Twitterには「後はあの ”ごろごろしたチキン(チキンは絵文字)” を待つのみ」と書かれていたが、これが具体的に何を意味するのかが気になるところだ。

この新しいカレーにごろチキのチキンをブチ込もうというのか、それとも「煮込みチキンカレー」が全国販売された暁にはごろチキの復活もあり得るということなのか……。なんにせよ、松屋の今後の動向に注目したい。

参考リンク:Twitter @matsuya_foods松屋
執筆:江川資具
Photo:RocketNews24.

▼久しぶりの辛いカレー