“米ミクスチャーロック界の帝王” と呼んでも過言ではないレイジ・アゲインスト・ザ・マシーン。そのメッセージ色の強い歌詞と、ゴリゴリの激しいギターリフによって生み出される強烈なサウンドは、数多くのバンドに多大なる影響を与えた。

いわゆるレジェンド的なバンドなのだが、そんなレイジの代表曲『キリング・イン・ザ・ネーム』をカバーするブラスバンドが、脳ミソがブっ飛びそうなほどカッチョいいので紹介したい。

・レイジの曲をカバーするブラスバンド

レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの曲を中心にカバーしているのは、米ニューヨークを拠点に活動する9人編成のグループ “ブラス・アゲインスト” だ。

バンドのWebサイトによると、トランペットやトローンボーン、バリトンサックス等に加えてギタリストとドラマーも在籍。しかもレイジのカバー曲で女性がボーカルを務めるとは、意表を突いていてカッコイイではないか。

・サウンドが超~クール!

実を言うと筆者は、どうしても「ブラスバンドとレイジの曲がイマイチ結びつかない」という思いに駆られてしまったのだが……そんな先入観は動画を見てフっ飛んでしまった。それぞれの楽器の異なる音程が、絶妙に曲にマッチしていて迫力満点! 

そこに勢いある女性のボーカルとギターサウンドが重なり合い、余裕~でヘドバンで出来てしまうほどなのだ。これがスタジオではなくライブハウスだったら、モッシュピットで激しく頭を振り回しながら駆け回るオーディエンスで一杯になるに違いない。

そして、この曲以外にも筆者がレイジの曲の中で一番好きな『ブルズ・オン・パレード』や、『ウェイク・アップ』のカバーもあり文句なしのカッコ良さ! 

・ブラスバンドのイメージを覆された!

ちなみにブラス・アゲインストは、“例外的な音楽” を目指しているのだとか。実際にサウンドを聞いて、それも納得。筆者は、思いっきりブラスバンドのイメージを覆されてしまったのであった。

参照元:YouTubeBRASS AGAINST(英語)
執筆:Nekolas

▼ブラス・アゲインストによるカバー『キリング・イン・ザ・ネーム』

▼『ブルズ・オン・パレード』のカバーも超絶カッコイイ!

▼『ウェイク・アップ』のカバーも迫力満点!