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マクドナルドが好調だ。ついこの間までは悪いニュースの方が多かったマクドナルドだが、営業利益が7四半期ぶりに黒字転換するなど、王者復活の兆しを見せている。これまで幾度となく「マクドナルドには頑張ってほしい」とエールを送り続けてきた記者としても嬉しい限りだ。

ところが、つい最近のマクドナルドのテレビCMには違和感を抱かざるを得ない。ズバリ言ってしまうと、2016年から登場している千原ジュニアさん、宮迫博之さん、高橋みなみさんの3人が、あまりにもマクドナルドのイメージとかけ離れているからだ。

・ジュニアさん大好き

まず断っておくと、わたくしP.K.サンジュンはマクドナルドも千原ジュニアさんも大好きである。ジュニアさんの出演の『にけつッ!!』は必ず録画しているし、惜しくも終了してしまった『ざっくりハイタッチ』は、ハイボール時代から1度も欠かすことなく視聴していた。

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その類まれなる話術は非の打ちようがなく、たまに『すべらない話』が放送されたとき、いつもジュニアさんの番になるとワクワクしてしまう。とにかく、ジュニアさん個人に対して注文はひとつもない。

・マックのイメージと真逆

だが、マクドナルドのCMに出演するジュニアさんは違和感ありまくりだ。結論から言ってしまうと「マクドナルドと千原ジュニア」のイメージが釣り合わなさすぎる。もっと言ってしまうと、マックを頬張るジュニアさんを見ると「ウソつけ」と感じてしまうのだ。

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なぜならジュニアさんは『にけつッ!!』を始めとするフリートークで、食通であることを うかがわせるエピソードを、これまで幾度となく披露しているからである。「恵比寿のご飯屋さんで~」「三宿のお洒落なバーで~」と語っている人が、そもそもマックを食べるのだろうか?

さらにジュニアさんは食が細いことでも有名だ。カレーライス1人前を平らげるのがキツくなり、ご飯ではなくキャベツにルーをかけて食べるような人が、ボリューミーなマックをワシワシと平らげるだろうか? これはジュニアさんではなくマック側の人選ミスと言わざるを得ない。というか、CMを見ても何も響いて来ない。

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・誰なら良かったのか?

では、ジュニアさんではなく誰なら良かったのか? ズバリ、千原せいじさんである。世界を股にかけ活躍し、時には現地でとんでもないゲテモノ料理でもてなされる千原せいじさん。せいじさんならばマックを美味しそうに食べても「だよね」と自然に受け入れられるハズだ。

マックが何を目的として今回の起用をしたかはわからないが、グルメで知られる宮迫さんも、体型維持が必須の高橋みなみさんも、マックのイメージとはかけ離れている。ジュニアさんがあまりにも濃いので薄れているが、何度CMを見ても「ウソつけ」と思ってしまう人も多いのではないだろうか?

・マック大丈夫か?

再三申し上げるが、私はマックもジュニアさんも大好きだ。ただ今回のあまりにもピントがズレたCMに「マック大丈夫か……?」と心配になり筆を執った次第である。もちろん、「良く出来ているCMだよ!」という人には何も言わない。どうかCMを楽しんで欲しい。

参考リンク:マクドナルド
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
イラスト:マミヤ狂四郎

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