私(佐藤)にとって、カスタムカーの祭典『東京オートサロン』を一言で表現すると「ラグジュアリー」である。そう、この世でもっともラグジュアリーなメーカー「D.A.D(デーアーデー)」が存在するからこそ、この言葉で表現できるのだ。同社は毎年、ラインストーンで装飾したクリスタルベンツを出展している。

これがオートサロンを象徴しているといっても過言ではないだろう。さて、今年もクリスタルベンツに乗車した写真を撮影しようと思ったら……。ブースに行って衝撃の事実が判明した! マジかよ!!

・クリスタルベンツは季節行事

振り返れば、あのラグジュアリーなベンツに最初に乗ったのは、2015年のことだった。その年に渋谷109に出店していたD.A.D(現在は閉店)の福袋を購入して、全身D.A.Dコーディネートをして会場に足を運んだのが、私とクリスタルベンツとの出会いである。


その翌年も……。


そのまた翌年も……。


昨年まで4年連続、クリスタルベンツに乗車して写真を撮ってきた。


もはや季節の行事、私にとってはバレンタインデーやクリスマスよりも大事な催しのひとつだったのだが……。


・ない! ない!

今年ブースに来てみると、クリスタルベンツがない! ウソだろ!! にわかには信じがたかった。あれがあってこそのD.A.Dだと思っていたからだ。ところが……。スタッフに尋ねると、今年は展示していないとのこと。まさか本当に持ってきていないとは……。


私はこの先、年1回クリスタルベンツに乗って写真を撮る。それを一生続けると思い込んでいた。それがたったの4回で途絶えてしまうとは……。


せめて10年、いや5年だけでも続けさせて欲しかった。こんなに早く記録が途絶えることを知っていたら……。


私はもう少しクリスタルベンツに敬意を払うことができたかもしれないというのに……。


2019年はまだ明けて10日程度しか経っていない。この先の350日をどんな気持ちで過ごせばいいのか……。

東京オートサロンに来る楽しみをひとつ失った……。

参考リンク:D.A.D
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24