『餃子の王将』を愛する読者の皆様、今年の初王将詣(はつおうしょうもうで)はもう済ませただろうか? 店舗によっては1月3日から営業というところもあるので「まだ行けてない」という人もいるだろうが、初王将詣の際には店員さんに以下のように尋ねてみることを激しくオススメする。

この店、福袋とかやってないんですか?」と。──なぜなら、その店舗で福袋を販売していた場合、中には100パーセントお得な物が入っている可能性もあるからだ。例えば、こんな風に……

【2018年餃子の王将福袋(2500円)の中身】

★生餃子引き換え券(12人前 / 約3100円分)
★100円クーポン券
・ラーメンパック・味噌(2人前 / 216円)
・ラーメンパック・醤油(2人前 / 216円)
・ゆず風味 餃子のたれ(360ml / 410円)
・王将ラー油(270円)

──以上! なお、これは『餃子の王将』のアリオ亀有店で購入した福袋の中身であり、お店によって全然違う物が入っている可能性もある。そもそも、福袋を取り扱っていない店舗だって多いから気をつけてくれ。全部が全部の王将で、福袋を販売しているわけじゃないのだ。

ちなみに、同店では上記の2500円バージョンの他に2000円の福袋もあり、2000円バージョンには★印の商品のみが詰まっていた。ついでにもう1つ言うと、商品の後ろに記載した値段は、東京の店舗で購入した場合の税込み価格だ。

・引き換え券は使用期限ナシ

こうして見ると、福袋の目玉はやはり生餃子の引換券だろう。店舗や地域等によっても異なるが、私が訪れた東京の亀有アリオ店では、生餃子1人前が259円。それが12人前で合計約3100円。福袋の価格が2500円なので、引き換え券の時点で元は取っている計算だ。

そして特筆すべきは、使用期限ナシという奇跡である。通常こういった引き換え券には使用期限があり、「◯日までに行かなきゃ」と焦らされるものだが、この引き換え券にはそれが無い! まるで飛行機のオープンチケット!! ……とは、ちょっと言い過ぎかもしれないが、とにかく気楽に使えるのは嬉しい限りである。

・生餃子引き換え券の注意点

ただし、気をつけておきたいことも。それは、生餃子引き換え券は購入店舗でしか使えないということ。したがって、自宅や職場の近くの『餃子の王将』ならば有益な引き換え券となるものの、遠くの店舗だと逆に困ってしまうのだ。


・持ち帰りの食材もうれしい

あまり引き換え券について言うのも何なので、他の中身にも触れておこう。100円クーポン券は私が購入したアリオ亀有の専門店のみで使えるクーポン券で、使用期限は2018年の1月31日まで。これはアリオ亀有店のみのヤツだが、他の王将店舗でも似たようなのが入っているかもしれない。

また、ラーメンパックや餃子のタレ等の食材は、基本的に店舗でも購入可能な商品だ(一部店舗をのぞく)。地域によって価格が微妙に異なるが、関東ならば合計で約1100円分となる。生餃子引き換え券の約3100円分と合わせると、中身の合計は約4200円だ。

お得かどうかは言うまでもないだろうが、全ての王将店舗で福袋を取り扱っていなかったり、引き換え券が購入店舗でしか使えなかったりと、色々と注意点があるのも事実。逆に言えば、近所の店舗で福袋があったらラッキーだということだ。

だから冒頭で述べた通り、初王将詣の際には店員さんに確認してみてくれ。重要なことなので最後にもう一度繰り返すが、「この店、福袋とかやってないんですか?」ってな。

Report:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.
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