2016年4月12日に東京の新宿ゴールデン街で起こった火災。火元の建物に侵入した疑いで1人の男が逮捕されたが、火事との関連はまだ明らかになっていないという。

火事から2日経ったものの、被害を受けて未だに開店できないお店もあるようだ。しかしゴールデン街は立ち止まらず、復旧に向けて動き始めている。現在は、被害にあった店の大掃除に必要な「雑巾&古いタオル」を募集しているらしいぞ!

・被災店鋪のために「雑巾や古いタオル」を募集中!

本日4月14日、新宿ゴールデン街に関する Facebook ページに「新宿三光商店街振興組合」と「新宿ゴールデン街商業組合」のお詫びとお知らせが投稿された。そこには再発防止に取り組む決意と、復興に向けた前向きな姿勢が書かれている。

そして被害を受けたお店の再建を進めるために、「雑巾や古いタオル」を集めているとも人々に呼びかけている。

「被災店舗の新たな出発の為に大掃除などが必要でして、雑巾、古いタオルなどを組合として集めてます! 新宿近場の皆様で捨ててもいいような古タオル、雑巾などございましたら分けて頂けませんでしょうか?(Facebookより引用)」

受付け先は「まねき通りの新宿三光商店街振興組合の事務所」か「G1通りのクラクラ」ということだ。

・ゴールデン街は元気だぞ!「桜まつり」も開催予定

また、毎年多くの人が楽しみにしているゴールデン街の「桜まつり」。新宿ゴールデン街商業組合によると、「こんな時だからこそ “ゴールデン街は元気だぞ!” と発信しなければ」と、被災店舗の了解も得て予定通り開催が決まったとのこと。2016年4月17日に行われ、参加店どこでもノーチャージ&ワンドリンク500円オンリーで楽しめるそうだ。

その独特の雰囲気で多くのファンを持つゴールデン街。復興の後押しをしたい人は、雑巾や古いタオルを寄付したり、お店や「桜まつり」に足を運んでみてはいかがだろうか?

参照元:Facebook[1][2]NHK
執筆:小千谷サチ

▼「新宿三光商店街振興組合」と「新宿ゴールデン街商業組合」のお詫びとお知らせ

▼雑巾や古いタオルを集めているそう