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音楽の定額無料配信が当たり前となった今、パソコンやスマホなどで音楽鑑賞を楽しんでいる方は多いだろう。そこで今回は話題のポータブル音楽プレーヤーをご紹介したい。

その話題の音楽プレーヤーを発表したのは、日本が誇る電子機器メーカー「ソニー」だ。驚くべきはその価格で、なんとソニー史上最高額の約30万円だという。果たしてそれはどんな製品なのだろうか?

・最上位機種「NW-WM1Z」

携帯音楽プレーヤーの老舗、ソニーが発表した最上位機種のモデル名は「NW-WM1Z」だ。販売価格はオープンとなっており、店によって異なるようだが、ソニーオンラインストアでの価格は現在、29万9880円(税抜)となっている。

実はこのNW-WM1Z、以前から欧州各国で約38万円(3299ユーロ)という価格で発表されていた商品で、それに比べると日本での価格はかなり抑えられているようだ。

・音質に優れた素材をボディーに採用

製品の特徴だが、音質に優れているという高純度の銅「無酸素銅」や金メッキをボディーの素材に採用。さらには業界標準規格の「バランス端子」を同社で初搭載したほか、アンプの「ネイティブ再生」という機能でより自然の音源に近い再生を実現しているという。

製品の解説動画ではNW-WM1Zの詳細を見ることが可能だ。マッド仕上げの落ち着いた金色のボディーの背面にレザーのグリップが装備されており、最上位機種にふさわしい高級感に溢れた仕様になっているのが見て取れる。

2015年に発売された同社の最上位モデルが市場価格が約10万円であったことを考えると、今回は3倍近い値段のウォークマンを発表したことになる。その金額に見合った音が聴けるのかどうかが気になるところだ。

発売日は2016年10月29日で、すでにソニーのオンラインストアでは予約の受付が開始されている。興味のある方はチェックしてみてはいかがだろうか。

参照元:YouTube、ソニー「NW-WM1Z
執筆:K.ナガハシ

▼30万円のウォークマン「NW-WM1Z」の解説動画がこちら